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サンダーガール!
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彬兄/正統派現代異能学園シリーズ、開始
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吸血鬼のおしごとの鈴木鈴さんの新シリーズ、サンダーガール略してサンダガ(今考えた)です。カタカナのタイトルこそついてますが、内容はというといたって純和風の異能アクション。舞台設定も現代日本なので、その気になれば吸血鬼のおしごととも共存できそうです。主人公は父親の転勤で古い田舎町に引っ越してきた高校一年生の少女。この町には土着信仰に近い古いしきたりの残る街で、自然を司る意思ある力である天魂[まがたま]を身に宿す(とり憑かれた)依巫[よりまし]と呼ばれる人間が存在した。依巫は、天魂の属性の力を操ることが出来るという異能力者で、地元では尊敬と畏怖の対象になっている。物語は、偶然と必然が重なって引っ越…
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最後の夏に見上げた空は
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彬兄/泣きゲー好き必見
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感想を一言で表すと、いい感じに泣けます、でしょうか。中学三年の夏に死んでしまうことが分かっている少女と、少女を見守る若い教師の悲しい恋の物語。設定もシチュエーションもベタですが、それだけにぐっとくるものがあります。期待を裏切らないできでした。もうすぐ死ぬ、それが分かっているからこそ今を文字通り必死に生きる、自分が本当に大事だと思うことを大切にして一日一日を過ごす。いいですねぇ、けなげです。一見エゴイスティックに聞こえてしまう台詞に秘められた優しさ、残り幾ばくもない人生ならせめて想いをかなえたい残したい。そしてそれに答えたい。たとえすべてに逆らってでも……。エピローグ前のラストシーンはかなり感動…
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春は出会いの季節です
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彬兄/熱血スポコンロボット学園バトルアクション百合風味みたいな
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この人の作品は、受賞&デビュー作を含め閉鎖師シリーズ二冊が出ていますが、それとは別の新シリーズです。本を買うときの個人的なポリシーで、新人賞受賞系の人の作品は受賞作、受賞作シリーズの第二シリーズまでは読むようにしています。なぜかというと、受賞作とそれに続くシリーズがいまいちぱっとしなくても、次のシリーズで化けることがあるからです。とまあ、要するに何が言いたかったというと、あたりだったのですよ、面白かったのですよ。いやー、チェックしておいて良かった。 内容を端的に表現すると、熱血スポコンロボット学園バトルアクション百合風味みたいな。角川スニーカー文庫の月巫女シリーズに似た部分もあります。主人公…
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煉獄のエスクード
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彬兄/やっぱり貴子潤一郎は本物だ!
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帯に「日本一ライトノベルを売る男 秋葉原書泉ブックタワー店員大塚氏 大絶賛!」とあります。なんでも「やっぱり貴子潤一郎は本物だ!」だそうで。いやー、なかなか珍しい煽り文句です。 で、内容はというと……。なるほど、煽り文句で大見得切ってるだけのことはあるかも。なにしろ、作品の雰囲気、ストーリー展開、キャラクター、どれをとってもおざなりな部分が見あたらない真っ向勝負の正当派現代ファンタジー。 両親を目の前で魔族に殺され魔族を屠る剣の使い手に選ばれて幼い頃から剣術を習い育った少年、千年の長きにわたり歴代のレディ・キィを守り続けた謎の美女、魔界との扉を閉じるという重責を11歳にして背負った少女……。敵…
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奇蹟の表現
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彬兄/無国籍任侠物語
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第11回電撃小説大賞で銀賞を受賞した作品。 元やくざだけど今は足を洗ったサイボーグのおっさんというおおよそライトノベルらしからぬ渋いキャラが主人公で、非合法な臓器売買を行っているマフィアから教会孤児院の子供たちを守るために戦うというこれまた渋めのストーリー。 サイボーグやクローンなど、文明レベル的には近未来っぽいです。でも、ショットガン片手にマフィアの事務所に殴りこみかけたり、義理と人情が垣間見えたりと、任侠ものっぽい雰囲気があります。さらに、修道院のシスターや紙の奇跡を信じる少女、イエスの心臓という物語のキーに宗教色を加えることによって独創的かつ魅力的な雰囲気が作り出されています。 恋愛要…
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アガルタ・フィエスタ!
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彬兄/手のひらサイズの女王様
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たまたま訪れた人形展で、古代王国アガルタの女王の魂が宿った人形を巡る騒動に巻き込まれ……って、てのひらにって「手のひらサイズ」ですかっ!? さらに、若すぎる母親に幼馴染みですよ。うーん、狙ってるなぁ。 というわけで電撃初登場の三田さんです。SNEとしての活動でもよく名前を見かけますが、オリジナルの小説でも最近大躍進です。ゲーマーとしては、SNEメンバーというだけでも加点があるのですが、それを差し引いても三田さんの小説は面白いです。キャラクターやストーリー構成も王道一直線でよいと思うのですが、節々に見えるこだわりがよいです。 今回テーマとなっているのは古代の秘宝。芭蕉扇、如意棒、ロンギヌスの槍…
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殿がくる!
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彬兄/みんなが殿を待っていた——!
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第3回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作。 うわー、うわー、これがうわさに聞く架空戦記かぁ。大まかなあらすじは、織田信長がタイムスリップしてきて、日本がアメリカの属州になるのを阻止するというもの。軍事的な話が少ないかわりに、政治的な話でトンデモをばしばしぶちかましてます。まさしく架空戦記でしょう、これは。 でも、もちろんライトノベルなので、主人公とヒロインは高校生。優柔不断で無気力を絵に描いたような一般高校生だった主人公、やんちゃというか古武術免許皆伝で実は先祖代々続く有力代議士の娘だったりするヒロイン。……なるほど、架空戦記をライトノベル的にアレンジするとこうなるわけだ。 まあ、キャラクタ…
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斬魔大聖デモンベイン
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彬兄/正しくデモンベインであり、同時に正しく古橋秀之である
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古橋秀之ファン待望の新作は、なんとデモンベインの外伝。クトゥルー+巨大ロボというカルトで豪快な世界を、あのブラックロッドシリーズの作者、古橋秀之が描いたら……。両方知ってる人からすればまさに夢のような組み合わせ。 舞台は、本編からさかのぼること数十年、覇道鋼造と何代か前のマスター・オブ・ネクロノミコンが主人公。豪快で奇怪で魅力的なキャラクター、人外の魔物がぶつかり合う戦闘シーンの迫力の描写、そしてある種退廃的な空気を漂わせる世界。デモンベインの世界においても古橋テイストは衰えることを知らず、どっぷり濃厚な世界を味わうことができます。 ゲーム本編を未プレイなのですが、とりあえず原作に関する…
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月巫女のアフタースクール
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彬兄/SFですごいスポコン
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竜が飛ばない日曜日で第四回の角川スニーカー大賞奨励賞受賞を受賞した作者の二作目……と思っていたらスニーカーミステリ倶楽部で水の牢獄を書いてたんだった。ミステリとかホラーは好きじゃないからすっかりなかったことにしてた(爆) で、内容ですが、設定はかなりSF入ってます。世界を二分する大戦により荒廃してしまった地球を月が監視する世界。地球で起きた紛争などをいさめるため、限定的ながら絶対の権力を行使できる調停者「月巫女(カグヤヒメ)」と、その月巫女を護衛する「姫護衛士団(カグヤサテライツ)」。 主人公は姫護衛士を目指す地球の少女。不屈の闘志でもって真正面から難関にぶつかっていく元気熱血系キャラで…
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パメラパムラの不思議な一座
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彬兄/旅の出会いと、感動の物語
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次元を超えていろんな世界を渡り歩いて物語を語る一座の物語。それぞれの土地で織り成されている悪い物語を演じることで良い物語に昇華させる、それがパメラパムラの不思議な一座。 けっこういいです、このお話。じーんとくるタイプの物語なんですが、感動系の中でもけっこう上位にもってきてもいいんじゃないでしょうか。演劇という要素も絡めて上手くまとまってます。 パラレルワールド移動型で、異文化に触れる旅の醍醐味+センスオブワンダーが共存できるという美味しい設定は良くできてるし、けっこう期待株かも。
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銀盤カレイドスコープ
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彬兄/熱血スポコンフィギィアスケート物語
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第二回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞作。知ってる人には何を今更、って感じかもしれませんが、とても熱いという評判なので買ってみました。 主人公の桜野タズサは16歳の若さでオリンピック代表選考に選ばれた天才フィギィアスケーター。が、言いたいことは我慢せずに言う、というかマスコミ相手に真っ向から毒舌合戦を繰り広げて敵に回す、相手がオリンピック代表委員責任者だろうとお構いなしに喧嘩を売る、と誰かに迎合しようなどとはみじんも考えない減らず口プリンセス。でも、とびっきりの意地っ張りで負けず嫌いで勝つためならばいかなる努力も惜しまない、個性的ながらも熱血スポコン系のヒロイン。 ここ一番という勝負で…
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閉鎖師ユウと黄昏恋歌
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彬兄/ちょっぴり切ない学園伝奇
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第5回えんため大賞編集部特別賞受賞作。 現世と異世界の境目にあるほころびである『穴』を閉じる閉鎖師と、『穴』が見えてしまった少年少女のちょっぴり切ない物語。まあ、一種の現代伝奇でしょうか。学園で、ちょっぴり悲恋もので、かすかにホラーミステリな香りつけ。受賞作だけあってけっこう面白かったです。 しいて難点を挙げると、タイトルになっている閉鎖師ユウが実はあんまり活躍しません。外見特徴はかなり派手で、トリックスター&解説という物語上の役割も持っているのですが、ヴァンパイアとかヒロインと微妙に役割がかぶるキャラに出番を少しずつ食われている感じ。主人公の優柔不断具合(笑)はなかなか良かったんですが。 …
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借金だらけの魔法使い
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彬兄/正統派コミカルファンタジー?
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主人公であるエリオンは新米のハーモナイザー(調和術師)。ハーモナイザーとは魔物と金銭契約を結んで使役する魔法使いの事。まあ、召還術師のようなものです。 主人公であるエリオン君、一応、天才を自称するだけあって、結構才能はあるんですが、自信過剰というか、調子に乗りやすいというか、肝心なところでどこか抜けています。しかも、欲張りなもんだから、ほいほい他人を信用してころっとだまされることもしばしば。 田舎の家を飛び出して魔法学校に入り、努力に努力を重ねてようやく独立する事の出来たエリオンは、新米ながにいきなりちょー強力な魔物である炎の魔神と契約してしまいます。もちろん、契約金も莫大な額を要求され…
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とある魔術の禁書目録
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彬兄/注目の新人
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超能力だろうが魔術だろうが神の奇跡だろうが、とりあえず特殊能力であれば問答無用にすべてを無効化してしまうと言う、非情に限られた環境で絶大な威力を発揮する能力を持った高校生と、完全記憶力で世界中のありとあらゆる禁書を暗記しているという少女とのボーイミーツガールストーリー。 魔法だろうが超能力だろうが神の奇跡だろうがすべての能力を無効化するという設定はけっこう昔からあるようですが、異能力バトルがメインのストーリーでその能力を持つのが主人公、というパターンは珍しいかも。 戦闘シーンはかなり迫力があったし、頭脳的な面もありけっこう面白く読めました。ストーリー自体もうまくまとまっています。ただ、物語…
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Little birds fly
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彬兄/現代退魔ラブストーリー?
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今までファンタジー作品がメインだった円山さんですが、今回は現代異能モノです。歌って踊って悪霊退散する、と書くとかなり軽そうなイメージがありますが、実際はかなりシビアな話。歌を使うエクソシストであるバード、同じ踊りで除霊するダンサーをの学校を舞台にした学園ものなんですが、どろどろした人間関係などがメインに描かれていて、かなり重ための話になってます。 主人公が女性ということもあり、どちらかというと男性よりも女性に受けそうな話です。
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アニレオン!
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彬兄/アニレオン、宇宙(そら)へ……
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地価の巨乳百合帝国、海底メイド人、めがねっ娘未来人、と続いて最終回の締めに持ってきたネタはなんと妹、それも宇宙人。名づけて妹星人。 無限に広がる大宇宙、迫り来る敵宇宙船間に打ち込まれる妹、妹、妹……嗚呼、素晴らしきかな血のつながらない妹たち。「兄のため、正義のため、私たちは戦います」……ごめんなさいちょっと嘘です。 出てくるのは銀ピカのボディスーツに身を包んだ妹っぽい宇宙人、血縁を無理やり捏造する光線銃など、もはやドラえもんの域に達したハッタリテクノロジーの数々がとても愉快です。 例によって妹萌属性のみもふたもない分析/解説はもとより、妹萌属性のだめな人たちを十把一絡げに切って捨てる妹星人の…
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新フォーチュン・クエストL
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彬兄/ライトファンタジーの老舗、健在
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経験値、お宝、アイテム……すべて取り放題の村がある!? そんな売り文句の冒険者向けのアトラクションテーマパークについだまされて入ってしまったいつもの一行、案の定というか、やっぱりというか、散々な目にあったけど結局経験値もお宝も手に入らなかったというお話。 キャラクターも相変わらず、それぞれがきちんと個性を十二分に主張した上で、ストーリー的にも活躍してます。 まあ、一言で言えばいつものFQですね。ファンタジー世界に現代的要素を取り込んでちょっとした冒険を演出する手法は、安易なようでリアリティを持たせるのがかなり難しいはず。そのへん、FQシリーズは老舗の貫禄とでも言いましょうか、非常にうまく出来…
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陰からマモル!
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彬兄/お隣を、守りつづけて400年
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今まで電撃一筋だった阿知さんがいきなりMF文庫Jから本を出して驚いたという人も多いのではないでしょうか? かくいう自分もMF文庫Jの新刊情報で最初見たときはちょっとびっくりしました。 忍者ものということで、電撃でシリーズ刊行中の<a href="/cgi-bin/srch/srch_result_book.cgi/?aid=&kywd=%C7%A62%A5%CB%A5%F3%A5%B8%A5%E3&ti=&ol=&au=&pb=&pby=&pbrg=2&isbn=&age=&idx=2&gu=&st=&srch=1&s1=za&dp=" target="_blank">忍2ニンジャとどう違…
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マテリアル・クライシス
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彬兄/しっぽが萌え、らしいです
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ジャンルでいうと、いわゆる現代異能モノの一種かな。作品内では呪文も唱えるし魔法と称されてますが、感覚的にはいわゆる超能力ですね。強すぎる力を持つことに嫌悪しそれゆえに怠惰な主人公と、力はさほどではないけど明るくて元気でまじめなヒロイン。キャラクター自体はさほど珍しいとは言えない取り合わせですが、比較的丁寧に作られています。ポニーテールにした髪の毛が感情で犬の尻尾のようにゆれる、というアイデアはビジュアル的にもその筋の人?に激しく直撃しているようですし(笑) ストーリー自体は、強力なマジックアイテムを軸に、政治的な駆け引きを交えた簡単な謎ときの後、強大な力を持つテロリストと戦って一発逆転、と…
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クリスタル・コミュニケーション
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彬兄/泣かせてくれます
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受験会場でたまたま知り合った不思議な女性、ケイ。ひょんな事から彼女とメールの交換をするようになった主人公は、彼女がテレパシストであることを知らされます。と言っても、望む望まざるにかかわらず、聞きたくないことまで聞こえてしまう。直接触れたりしようものなら、流れてくる思考の渦に意識を失ってしまうことも。 顔では笑顔を作り親切な言葉を並べながら、内心で罵詈雑言を並べる醜い人の心。そんなものを常に聞かされるのは想像を絶する苦痛となる。だから、ケイは人の心が読める事に対して、人に対して何かを感じると言うことに対して、厭世し諦観していた。 そんなケイが「あなたは水晶色だから」そう言って、過去の事、受験で…
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涼宮ハルヒの憂鬱
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彬兄/第8回スニーカー小説大賞大賞受賞作
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唯我独尊を地で行くスーパー女子高生涼宮ハルヒに、どういうわけか気にいられてしまったらしい主人公。そして彼女の元に集った宇宙情報体(メガネっ娘?)あり、未来人(巨乳ロリ?)あり、超能力者(へらへら男?)が、非日常の世界を遺憾なく再現してくれてもう大変。しかも、キーを握っているのが他ならぬ一般人の主人公だと言うから……。 変則的に10日発売になっていたので、見逃してる人もいるかもしれません。なぜ10日発売になっていたかと言うと、同作者の「<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02330685&volno=0000" target="…
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神宮の森卓球場でサヨナラ
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彬兄/あなたは、卓球の神さまを知っていますか?
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申し訳ないが、このシリーズに関しては、常識的な説明はしたくない。いや、できない。あらすじだけ説明したのでは、トンでも小説かバカ小説にしかならない。だが、違うのだ。だから、説明はしない。 この小説を読んだのは電車の中だった。今、そのことを少し後悔している。もう少し静かな場所、人目を気にせずにお話に浸れる場所でじっくり読んだ方がよかったな、と思う。そうすれば、じんわりきた事を隠す必要もなかったし、時間を気にせず即座にもう一度読み返すこともできた。 感動の友情物語、大団円……ありきたりな言葉で語ればそういう事になるのかもしれない。一通り読み終わってから扉絵を開いて見て、なんだかすがすがしい気分にな…
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シルフィ・ナイト
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彬兄/世の中愛ですよ、愛
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第9回電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作。ジャンルで言えば、空戦ものになるんでしょうか。電撃で空戦ものと言えば、<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02141428&volno=0000" target="_blank">アリソンや<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=02267420&volno=0000" target="_blank">撃墜魔女ヒミカあたりが最近出てるんですが、だいぶ違うものになっています。夜間迎撃機がメインでドッグファイトがあまりな…
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ヴァロフェス
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彬兄/正統派ダークヒーロー
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第13回富士見ファンタジア小説大賞努力賞受賞作。 富士見系列の大賞以外の受賞作は、けっこうイロモノ許容するのでひそかに楽しみにしてたんですが(笑)、どちらかと言えば正統派っぽいですね。ちょいとダークな世界観なので読み手を選ぶというのはあるかもしれませんが、奇をてらった感じはしません。 全体的な印象で言うと、ベルセルクと吸血鬼ハンターDを組み合わせたような感じ、かな。主人公が業を背負った復讐者、武器が銀のステッキ。敵が、正体不明の魔術師で心の隙間に漬け込んで人間を化け物にする能力を持っている。まあ、ありがちと言えばありがちですが、きちんと作りこんであるし、ストーリーとの絡みにも浮いたところ…
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バイトでウィザード
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彬兄/ハイテンションなのにシリアス
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第六回角川学園小説大賞大賞受賞作。サブタイトルの示す通り、魔法が出てきます。世界中に根を張った光流脈を通じて精霊のかけらを力を借り、呪文を唱えることによってその力を具現化する魔法。 まあ、魔法の理屈はさておき、話のポイントになるのは光流脈が失われるのを防ぐために、澱みを浄化しているという設定。この澱みというのが、その地域に住む生物の悪しき感情に影響されて発生します。つまり、澱みを浄化するためには悪者を退治しないといけないのです。 じゃあ、主人公は正義の味方なのかと言われると、所詮学生バイトというか……。ハイテンションでおしゃべりで、おしゃべりと同程度にとりあえず思いつきを実行する有言実行型…
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アニレオン!
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彬兄/このバカさ加減が楽しいんですよ
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ええと、なんといいましょうか、一言で言うとバカ小説です。 要約すると、突如現れた地底帝国の繰り出す怪獣を、変身ヒーローである主人公が退治する話なんですが……。 地底帝国と言うのが「女性同士の愛しか認めない。だから男は死ね」という、きわめて過激かつ非常識かつ倒錯した思想を掲げていたり、 主人公を変身ヒーローに改造した天才科学者が、実は妹で、主人公であるお兄ちゃんにべたぼれ「禁断の兄妹愛を否定するなんて許せない」と無許可で愛するお兄ちゃんを人体改造していたり、 主人公にひそかに思いを寄せているのが、実は売れっ子ボーイズラブ小説作家で、しかもお金持ちのお坊ちゃん(男)だったり、 主人公がひとめぼ…
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ラッシュ・くらっしゅ・トレスパス!
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彬兄/スチームエンジン搭載のヴァンパイア!?
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第13回富士見ファンタジア大賞の佳作受賞作。蒸気な鎧が煙吹きながら空をかっ飛び、ファンタジックな合成怪物(ガルム)が殴る蹴る火を吹く酸を吐く、そういう世界のお話です。 主人公の職業はトレスパス、侵入屋と呼ばれる職業です。現実世界にはない職業なのでぴんと来ませんが、大金持ちの屋敷などの警備体制を実際に侵入してみて検査するお仕事。擬似アタックかけるタイプのセキュリティチェックツールみたいな感じの内容と思えばいいかな。 もちろん、検査とは言え、警備をかいくぐって侵入する危険度は本番そのもの。トレスパス業界でもかなり零細な彼らは業績不信を打破するため、禁忌とされる伝説の怪物、ヴァンパイアを復活さ…
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毛布おばけと金曜日の階段
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彬兄/お姉ちゃんは毎週金曜日、階段の踊り場で“毛布お化け”になる——。
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お姉ちゃんは毎週金曜日、階段の踊り場で“毛布お化け”になる——。 交通事故で父を亡くし、心労で床にふけってしまった母。そんな崩壊してしまった家庭を一人で支えて、無理をして、でも普段はそれを全く表に出さない完璧な姉が、唯一本当の自分を見せてくれているのかも知れない時間。そして、私が本当の意味で家族を感じることのできる時間。 ちょっと影があって、悩みながらだけど前を向いて生きてて、なんだか暖かい。タイトルからはいまいち想像しづらいですが、とてもハートウォーミングな話です。個人的には非常に気に入っています。好きです、こういう話。
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Last kiss
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彬兄/恥ずかしながら、泣いてしまいました
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すいません、まいりました。小説を読んで本気で泣かされたのってめっちゃ久しぶりです。天国に涙はいらないの佐藤ケイさんというからもっとギャグメインの話かと思ってたら、かなり本気に泣きを狙ったシリアス寄りのストーリーでした。 このお話にメインで登場するキャラクターは三人。一人は主人公。すこしにぶちん気味の男の子です。物語は彼の視点で語られます。もう一人はおさななじみの女の子。主人公や妹のためにいろいろ世話を焼いてくれます。最後の一人は物語のキーでもある主人公の妹。不治の病に侵され入院しています。実は血はつながっていません。主人公を家族以上に慕っています。 え? キャラクターだけでストーリーだいたい…
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十八番街の迷い猫
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彬兄/ファンタジー世界の和洋折衷
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富士見ファンタジア大賞最終選考作品だそうな。新和風ファンタジーとでも言いましょうか、もし文明開花のころの日本に魔法があったら、という設定のお話。居酒屋があり、雑居長屋があり、着物を来た人達が往来を行き来する日本で、魔法人形をはじめとする錬金術などの西洋系魔法が社会に根付いている、そういう世界です。 アイデア的にもなかなか新鮮で、文化や風習などの部分も違和感なく読めるし、雰囲気は非常に良いのではないでしょうか。 世界がなじみ深いだけあって、キャラクターもちゃんと存在しているなーと感じ取れるあたりは非常によいと思います。 ただ、惜しむらくはいまいち押しに欠ける事。エピソードが少々地味なせい…
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