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どろぼうの神さま
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Shinji/おもしろい、けど
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独特のテンポで、500ページ近い長編を一気に読ませる著者の力量は本物。かといって決して足早な感じはなく、登場人物の描き方も丁寧。個性豊かな子どもたちもそれぞれに素敵だが、子ども心をもった二人の大人、ヴィクトールとイダが特に素晴らしい。 舞台となるのは水の都ヴェネツィア。他の町は考えられないほどに、これはヴェネツィアの物語。フンケはこの町の季節感や、朝と夕の空気の違いまでも良く知っているに違いない。 ただ、伝説のメリーゴーラウンドという設定は、リアリスティックな物語の進行の中で非常な違和感があり、メリーゴーラウンドが動いてから、物語の深みと色合いが急にあせた感じがした。 そして、物語最後の2行…
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喜びのおとずれ
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Shinji/ナルニア国物語の著者C.S.ルイスの思想的自伝
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両親の家系に始まり、幼い日の家族のこと、受けた教育のこと、若き日に友人を通して触れるた様々な思想のこと、そしてキリスト教への回心のことなど、C.S.ルイスが自らの辿った人生と思想の遍歴を記した自伝。それが、同時に20世紀前半における英国の思想的風景の優れたスケッチともなっている。 ナルニア国物語の背後にあるルイスの思想を知るには最適。
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すぐできるMTBメンテ&チューンナップBOOK
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Shinji/MTBメンテにはまずこの一冊
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この一冊があれば、基本的なメンテナンスは大体間に合う。メンテナンスの手順に合わせてカラー写真が配列されているので、大変見やすく分かりやすい。 そして、他のメンテ本と一線を画すのは、いろいろなタイプ(これが初心者には分かりにくい)のMTBの写真が、その特徴と共に載っていること。そして大判のカラー写真が多用されているので、よく見るとパーツのメーカーや型番までも(全てではないが)分かること。私自身、自分の走りのタイプにあわせてパーツを交換したいときに大変役に立った。 これからMTBを買おうと思っている人にも、そろそろ初心者を卒業して愛車をチューンアップしたい人にも、近くに親切なショップがなくて困っ…
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風の谷のナウシカ
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Shinji/映画とは全く別の作品
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この作品は、月刊アニメージュに連載途中で映画化されたので、そちらをご覧になった方も多いと思います。映画の方は、家族で楽しめるようにきれいにまとめられていましたが、コミックの方が、スケールの大きさ、人物の深み、問題の多様性と深刻さからいって格段に優れています。ただし、小さなお子さま(笑)や、どろどろしたものが嫌いな人にはおすすめしません。 この作品では、単純な善悪二元論や安易なカテゴライズは、あらゆる場面で拒否されています。人々の生活を脅かす腐海には浄化の機能が秘められており、破壊の最終兵器である巨神兵はオーマ(無垢)と名付けられ、飽くなき権力欲に憑かれた王が最後にナウシカの命を守ります。 終…
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私はだれ?
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Shinji/自分探しの良きガイド
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児童文学者である彼女の小説の多くは、普通の家庭や職場を舞台としていて、登場人物もごく当たり前の人たちがほとんどです。けれども、そんな現実のごみごみした世界がパターソンの手に掛かると、そこにある天的な輝きが見事にすくい取られて、読者を静かな感動で包んでくれるのです。彼女が、豊かな感性と深い洞察の持ち主でもあることは、彼女の書いた小説を読めば納得できます。 本書は、そんなパターソンが、自分の信じるところを素直な心で書き留めたエッセイです。小説とはまた違った彼女の一面を見ることができます。
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星と惑星の写真図鑑
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Shinji/使いやすい星空のガイド
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本書は、美しい写真と見やすい図版を多用した、とっても使いやすい星空のガイドブックです。本書には1930年に国際天文学連合によって定められた星座がすべて(日本の緯度では見えないものも含む)収められ、それぞれの星座の観察に適した季節と見どころが、要領よくまとめられています。後半は「今月の星空ガイド」となっていて、毎月の全天星図がその月の見どころとともに載っています。また、北半球だけでなく南半球の全天星図も収められていて、そこには私たちが見たことのない星々の連なりのかたちがあります。
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キリスト新聞で読む戦後キリスト教史
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Shinji/日本キリスト教史の有益な資料集
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『キリスト新聞』は、福音派系の『クリスチャン新聞』、聖霊派系の『リバイバル新聞』とともに、日本のプロテスタント教会における三大新聞の一つです。 賀川豊彦、武藤富雄らを中心として1946年に創刊されて以来、50年以上に渡って教会の歩みを報道しているわけですから、戦後の日本のキリスト教会の歩みを見ようとする者にとっては大切な資料になります。本書は、『キリスト新聞』の記事から1年に1~3項目を取り上げながら、戦後の日本の教会と社会の歩みをたどれるように編集されています。『キリスト新聞』のポリシーや編者の立場・主張をわきまえて用いるなら、戦後日本を見る上での有益な資料集の一つとなるでしょう。
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お姫さまとゴブリンの物語
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Shinji/英国ファンタジーの名作
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ジョージ・マクドナルドは、C.S.ルイスやJ.R.R.トールキンにも深い影響を与えた英国のファンタジー作家です 幼いアイリーン姫は、賢さと優しさと素直さと勇敢を合わせ持った、まことにファンタジーの主人公にふさわしい少女です。このお姫様は館の塔の上で不思議な「おばあさま」に出会います。物語は、お姫様とおばあさまを中心として、そこに人間たちに復讐しようとするゴブリンたち、そして勇敢な鉱夫の少年カーディーがからみあいながら、ゴブリンと人間たちの最後の戦いへと突き進みます。 牧師でもあったマクドナルドは、把々の幻想的なシーンを通して、人間の理解を超えたお把の存在について、信じることについて多くの事を…
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宇宙を測る
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Shinji/おもしろく分かりやすい天文学史
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「シエネの町で、夏至の日に太陽の光が井戸の底までまっすぐに射し込んだ」。この「それがどうした!」と言いたくなるようなニュースを聞いて、地球の周囲の長さを計算した人がいます。エラトステネスという紀元前3世紀の人です。実は計算自体は中学の幾何の知識があればできる程のものです。ただし天才的なひらめきがあればの話ですが。 本書は、天才的なひらめきと努力で、測るすべもないと思われた宇宙に挑んだ人々のドキュメントです。そしてそのためには少しでも可能性があれば不安定な仮説もあえて取り入れる科学者たちの思いっきりの良さ(実際その後捨てられた説もたくさんあります)も紹介されています。 著者はホーキングと一緒に…
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小林泉美のやさしい基礎
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Shinji/やさしい基礎にしては難しい
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20級までの人には難しすぎる。10級を目指すぐらいの人でないと、読んでもちんぷんかんぷんでしょう。日本棋院の「すぐ打てる」シリーズの入門編は卒業していないと歯が立たない。
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シング・ソング童謡集
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Shinji/古き良き時代の硬質な童謡集
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上田敏が「英国最大の女詩人」と評したクリスティーナ・ロセッティは、ラファエル前派の中心画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの妹です。彼女は兄と違って、正統的なキリスト教信仰を持ちつつ詩人として名をあげました。 本書は、彼女が子どものために書いた詩集、つまり童謡集です。現代の私たちは、童謡集というと砂糖菓子のように甘いものを想像しがちですが、昔の童謡はマザーグースに見られるように、もっと硬質な部分を持っています。この童謡集にも古き良き時代の硬質な手触りを感じます。 本書の挿し絵を描いているのは、ジョージ・マクドナルドの挿し絵などで知られるラファエル前派の画家アーサー・ヒューズです。彼の手による…
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聖霊論
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Shinji/聖霊論の古典、
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アタナシオスの「セラピオンへの手紙」とディデュモスの「聖霊論」の翻訳。アタナシオスは聖霊の神性を弁証しつつ三位一体論を展開している。ディデュモスはアタナシウス派の神学者。訳者の手による「緒言」は、両書の成立の背景を明らかにすると共に、4世紀後半の聖霊論の手引きとしても有益。
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わたしたちと世界
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Shinji/若い人たちに是非読んでほしい
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岩波ジュニア新書の一冊である本書は、難しい本ではありません。しかし、その中身は深く、読み返すたびに感動させられ、考えさせられ、教えられることがあります。 ここにはいろいろな国で、人を愛し、人のために捧げ、生きた人たちのことが書かれています。 第二次世界大戦で良心的兵役拒否を貫いたアメリカのクェーカー教徒たち、彼らを評価しつつも現実主義に立ち議論を尽くしたニーバー博士。日本人として是非とも知っておかなければならない韓国の堤岩教会事件とそれを報じた柏木義円牧師。沖縄や韓国の美を愛し、彼らのために嘆き、差別や圧制と戦った柳宗悦。自由な心をもって官憲にも接した東ドイツのハーメルさん。アイヌを愛し、伝…
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『指輪物語』の真実
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Shinji/指輪物語と聖書の関係
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『指輪物語』の映画化のおかげで、どれほど多くの人が指輪をめぐるホビットたちの冒険を知り、エルフの美しさやドワーフの実直さに感嘆したことでしょう。しかし、その中で文庫本で全9巻になる『指輪物語』を読み通した人はどれぐらいいるでしょう。 本書は、『指輪物語』を12回以上読んだという熱烈な指輪ファンであり、クリスチャンである著者が、『指輪物語』の背後にある聖書の思想について取り上げたのもです。本書のカバーには「『聖書』のエピソードを知ることで、物語はいっそう輝きを増し、私たちの胸にせまってきます」とありますが、そのような意味ではまさに相応しいガイドブックであるといえるでしょう。 ただし『指輪物語』…
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ナザレのイエスは神の子か?
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Shinji/キリスト論の入門として最適
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一流の学者の書いた本は、学問的価値がどれほどあるにせよ(あるいは学問的価値があればあるほど)、素人にとっては退屈きわまりないものです。しかし、一流のジャーナリストならば、読み手を飽きさせずに、一流の学者の業績を紹介することができるでしょう。そのテーマが自分の大いに関心のあるものならばなおのことそうです。 リー・ストロベルはシカゴ・トリビューン紙の敏腕記者でしたが、妻が信仰を持ったことを機にキリスト教についてその真偽を調べ始めました。そこに記者としての経験が生かされています。彼は調査に当たって、学問的にも人間的にも信頼できる一流の学者14人を選びました。本書は、敏腕記者ストロベルによる14人の…
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賛美の聖書的な理解を求めて
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Shinji/賛美についての聖書的な掘り下げ
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本書は『礼拝の聖書的な理解を求めて』(2002年)、『聖餐の聖書的な理解を求めて』(2004年)に続いて、聖書宣教会の夏期研修講座の成果をまとめたものです。この講座では、様々なテーマが聖書的に深く掘り下げられていきます。 本書の構成は、第一部が「現代の教会と賛美」、第二部が「賛美の聖書的な理解を求めて」、第三部が説教となっています。第二部は、聖書の専門知識に立ち入っていますが、一部と三部は、専門知識がなくとも興味深く読むことができます。
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聖書翻訳を考える
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Shinji/『新改訳聖書・第三版』の読者は必読
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『新改訳聖書・第三版』(2003)には約900節の改訂箇所があります。その中でも一番目に着くのは、今まで「らい病」と訳されていたことばが「ツァラアト」と変わったことです。この訳語の変更には日本独自の法的、社会的な背景があるのですが、聖書を信仰と生活の指針として読もうとするならば、このようなことについても一通りのことは知っておくべきでしょう。 本書では、そのような事も含めて『新改訳聖書・第三版』の主要な改訂箇所についての説明が「第三版の見どころ」と銘打って取り上げられています。その中には、信仰理解が正しい方向により深められるために大切な問題も含まれています。議論はかなり専門的なところにまで踏み…
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考える短歌
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Shinji/詩や歌を作るための「うらわざ」「技術」
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書店でタイトルと著者の名前に惹かれて手にした本書の帯には「一文字の力 表現のうらわざ 『言葉の技術』教えます」と大書されていました。詩や歌を作るための「うらわざ」や「技術」を正面切って取り上げた本は、かなり珍しいのではないかと思います。 優れた歌人である著者は、短歌の添削という作業を通して「表現のうらわざ」「言葉の技術」を、分かりやすく提示してくれています。具体的には、助詞や副詞、形容詞を使うときの注意点や句切れや語順のことなど、まさに、「うらわざ」「技術」というに相応しいポイントが扱われています。
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今、礼拝を考える
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Shinji/実際的な礼拝についてのガイド
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本書は、欧米の礼拝学の本を積極的に日本に紹介してきた著者による、実際的な礼拝についてのガイドブックです。250頁に満たない小著ですが、キリスト教会2000年の歴史を踏まえつつ、世界の新しい動きにも目配りがされてるので、バランスの取れた、それでいて深みのある内容になっています。 特に、第三部「礼拝の流れに沿って」では、礼拝プログラムの個々の要素(祈り、賛美歌、聖書朗読、説教など)について、簡潔で的を得た説明がなされています。私としても、そのほとんどが、心からうなずけるものでした。 礼拝についての本はいろいろ出版されていますが、その中でも本書は、クリスチャンが礼拝を考える手がかりとして最も読みや…
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声で楽しむ「平家物語」名場面
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Shinji/手頃で分かりやすい平家物語の名場面
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名場面を選りすぐった本文は、大きな活字でフリガナもついて読みやすい。レイアウトも気が利いている。解説や背景説明も写真やカットを交えて分かりやすく、読みやすい。そして、平家琵琶の相伝者である著者の実演CD付き。ただし、女性であり、低い声が出にくいので、時に弱々しく、聞き苦しく感じるところもある。しかし、決していいかげんな演奏でないことは著者の経歴を見れば分かる。 平家物語がどのように謡い継がれてきたのか、平家琵琶というのがどういうものであるのかを知るためには、値段も手頃で有益な入門書。
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カーディとお姫さまの物語
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Shinji/読みごたえのある冒険ファンタジー
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本書は「お姫さまとゴブリンの物語」の続編です。 病をえた王様は悪臣たちによって国政から遠ざけられ、国は荒れる一方。「おばあさま」に助けられた鉱夫の少年カーディーは、不思議な動物たちを引き連れて立ち上がります。アイリーン姫と一緒にさまざまな試練を乗り越えて、王様を守り、秩序と平和を回復するまでの物語。 マクドナルドならではの幻想的なシーンを交えながらも読みごたえのある冒険ファンタジーです。
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北風のうしろの国
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Shinji/中村妙子の名訳によるジョージ・マクドナルドの代表作
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ジョージ・マクドナルドの「北風のうしろの国」は、貧しい御者の息子ダイアモンドと「北風」を巡る長編ファンタジーです。 マクドナルドのファンタジー作品には珍しく、本書の舞台は、彼の同時代の英国です。そのため、時代や社会や人の生き死にについて、マクドナルドの見方が、最も率直に、最もよく現されており、それがファンタジーという形式の中に、彼ならではの手法で織り込まれています。 物語の構成や流れは決して流麗とは言えませんが、それが返ってC.S.ルイスの言う「真実なものが持つゴツゴツした手触り」を感じさせ、深い味わいになっています。 最後になりましたが、中村妙子さんの翻訳は深みのある素晴らしい訳です。マク…
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新しい歌を主に歌え
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Shinji/讃美歌と讃美歌集を考えるための手引き
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本書で扱われているのは、ヒム・エクスプロージョンとプレイズ&ワーシップ、 英国のティモシー・ダドリー・スミスとジュビラテ・グループ、 ドイツの『プロテスタント讃美歌集(EG)』、 アジアの『Sound the Bamboo』、 日本の讃美歌集の歴史などです。 これら世界の讃美歌と讃美歌集の新しい動きを知ることは、礼拝と讃美の今後を考えるために大いに役に立つでしょう。 テーマは少々専門的かもしれませんが、内容はそんなに難しくありません。
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ビート・キッズ
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Shinji/サイコーにおもしろい!
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久しぶりに、純国産のめちゃおもしろい本を読んだ。主人公は中学生ドラマーの横山英二。ルックスはそこそこだが、リズム感は天才的、けどアホで運動神経ゼロという設定が効いている。平均すると普通の男子。だから感情移入がしやすい。それに舞台が大阪というのもいい。この人間くささとノリは関西、それも大阪以外では考えられない。 話は、英二がもう一人の天才ドラマー菅野七生に引っ張られて吹奏楽部で大太鼓を叩くところから始まる。みんなで万博公園でのドリルフェスにでるところが見かけ上のクライマックス。 実は英二には、気はいいけど酒飲みの父ちゃん、美人だけど病弱な母ちゃん、生まれたばかりなのに心臓に病気を持った妹がいる…
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風の谷のナウシカ(アニメージュコミックスワイド判)
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Shinji/映画とは全く別の作品
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この作品は、月刊アニメージュに連載途中で映画化されたので、そちらをご覧になった方も多いと思います。映画の方は、家族で楽しめるようにきれいにまとめられていましたが、コミックの方が、スケールの大きさ、人物の深み、問題の多様性と深刻さからいって格段に優れています。ただし、小さなお子さま(笑)や、どろどろしたものが嫌いな人にはおすすめしません。 この作品では、単純な善悪二元論や安易なカテゴライズは、あらゆる場面で拒否されています。人々の生活を脅かす腐海には浄化の機能が秘められており、破壊の最終兵器である巨神兵はオーマ(無垢)と名付けられ、飽くなき権力欲に憑かれた王が最後にナウシカの命を守ります。 終…
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ビート・キッズ
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Shinji/英二のロックが聞こえる
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『ビート・キッズ』の続編。高校生になった英二は、伝説のロッカーをめざすヴォーカルのゲンタらと共にロックバンドを組んだ。ツェッペリンの『ロックン・ロール』をひっさげ、ビジュアル系バンドの野外ライブをジャック。それがオープニング。いろんなバンド、音楽好きの友だち、先生たち、そして家族が絡み合いながら話はぐんぐん前に進んでいく。しかし、英二の前に厳しい現実の壁が…。それを乗り越えて、予定調和的ではないけど、どこか明るいエンディングに。読んだ後に、さわやかで深い感動が残った。
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英語の名句・名言
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Shinji/100の名句・名言を英語と日本語で
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あのミルワード神父が、数多くあるイギリスの名言の中から100を選び、それらを16の章に分けて、コメントをつけたのが本書です。それぞれの名言はまず原典が英語で載せられ、次にその翻訳、最後に著者によるコメントとなっています。翻訳は名訳者の別宮貞徳。特に全体の5分の2を占めるシェイクスピアのせりふは七五調の名調子で訳されています。例えばあの有名な“To be, or not to be.”は「しかあるべきか、しからずか、それが思案のしどころぞ」と言う具合です。 さて、ここに選ばれている名句・名言の多くは散文ではなく詩から取られています。それは詩が物事の本質を集中的にずばりと核心をついて表現するからで…
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福音を生きる
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Shinji/文化についての多角的な投げかけ
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本書には監修者による「序 キリスト教世界観と文化」と「現代の科学思想」の他に「信と美の回復をめざして」(町田俊之)、「小さないのちと教会」(辻岡健象)、「若者の心と現代」(杉谷乃百合)、「福祉と行政」(井上貴詞)が収録されています。 町田と杉谷は、芸術について、若者の心について、それぞれ論じていますが、そこにはキリスト教、特に日本の福音派がホーリスティック(全体論的)な世界観を持たず、生の現場から遊離しているという自覚と反省があります。辻岡と井上は、福音的な背景の中から倫理や介護の実践へと導かれた者として、その問題を日本の福音派の本質的な欠落としてではなく、あるべき姿からの「撤退」あるいは「…
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さいごの戦い
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Shinji/壮大な物語の壮大な完結
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ほんとうにこれがさいごの戦いです。欺きと背信によって蝕まれた王国は、善き王の善戦にも関わらず終わりを迎えます。それはただナルニアだけの終わりではなく、すべての造られたものの終わりでした。しかし、終わりこそ新たな世界のはじまりであって、そこには失われたはずの善きものたちが…。黙示録的な壮大な広がりをもって描かれた来るべき世界の物語は、喜びと希望に彩られて幕を閉じます。
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差別語からはいる言語学入門
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Shinji/しなやかな精神でサベツ語について考えさせてくれる本
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「サベツゴからはいるゲンゴガク」という堅苦しいタイトルからは想像できないことだが、著者の語り口は軽妙で、一筋縄ではいかない問題を、最後まで飽きさせずに読み通させてくれる。著者は、差別語糾弾運動を「ことばのよし悪しを決める権利を非エリートが、言語エリートから、部分的にでも奪取しようとする動き」として支援する一方で、言語の広がりと深みによりつつ、運動の限界を指摘し、新しい展開の必要を指し示す。「○○用語集」や「××マニュアル本」の類にはない、ことばの本質に肉薄するおもしろさが本書にはある。
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