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オタマジャクシのうんどうかい オタマジャクシのうんどうかい
麒麟/アリもゾウもでてきません、カエルの子どもたちのお話です
ゾウとアリに、びょうどうにおやつをあげました。アンパンを一こずつ。これならびょうどうだね。だけど、ゾウは、おかわりがほしいっていうし、アリは、たべきれないっていう。アリっ、こまったゾウ。本作品は「<a href="/cgi-bin/srch/srch_result_book.cgi/?aid=&srch=1&kywd=%A4%C9%A4%A6%A4%EF%A4%AC%A4%A4%A4%C3%A4%D1%A4%A4&pg=1&st=&gu=&dp=10&s1=za" target="_blank">どうわがいっぱい」シリーズのうちの一冊ですが、このシリーズには表紙裏にいつも「作者からみなさんへ」…  全文読む 評価する

えんの松原 えんの松原
麒麟/怨霊のいない現代は、怨の松原よりも恐ろしい
児童文学ファンタジー大賞を『<a href="/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=&bibid=01588002&volno=0000" target="_blank">鬼の橋』で大賞受賞した、伊藤遊さんの二作目です。ファンタジーといえば、剣や魔法が出てきたり、魔物や妖精が出てくるような、どこか西洋風なイメージがありますが、伊藤さんの作品は純和風。人々がまだ物の怪の存在に怯えて暮らしていたころの、古くの日本が舞台です。華やかな大内裏のど真ん中に、ひっそりと存在する松の林——えんの松原この世に恨みを残したままさまよい続ける物の怪の棲む、怨の松原この作品は、怨霊に…  全文読む 評価する

クリスタル☆ドラゴン クリスタル☆ドラゴン
麒麟/行きあたりばったり、風まかせ、運まかせの旅
イケニ族の村にお世話になっていた、アリアンとヘンルーダ。ローマ軍が攻めてくる中、アリアンは火とかげの王ジーンと、風の精の王パラルダを呼び、反撃を開始する。しかし、アリアンがサークレットの形の変化に気を取られたほんの一瞬に、敵の矢でいられてしまう。それを、助けにきたイランは、命を投げうってアリアンを守る。アリアンの名を呼びながら死んでゆくイランを前に、ヘンルーダの額の血の跡は、くっきりと浮かび上がる。イランの死をきっかけに、どんどん額の血の力に支配されてゆくヘンルーダ。イランが死んでしまった悲しさと、最後までアリアンと生きることを夢見ていたイランの想いを知ったショックで、心のバランスが崩れていっ…  全文読む 評価する

クリスタル☆ドラゴン クリスタル☆ドラゴン
麒麟/光りのアリアン、闇のヘンルーダ
バラーの側近グリフィスに追われ、海へと出たアリアンとヘンルーダ。しばらくはエリンの地を離れることになる。助けを連れてもどってくるまで……。アリアンとヘンルーダは、旅の途中で知り合った、取りかえっ子の黒髪のキアが生まれた村へと向かう。そこで知り合ったハンサムな青年イラン。ヘンルーダはイランに思いをよせるが、イランはアリアンに惹かれてゆく。それに気づいたヘンルーダは、額のバラーの血の跡が痛くてしかたがない。心が痛むたび、心に負の気持ちがめばえるたび、額のしるしはうずくのだった。アリアンの黒髪はただでさえ目立つのに、明るくて自由奔放なその性格が、さらに人の心を惹きつけてゆきます。みんながアリアンばか…  全文読む 評価する

クリスタル☆ドラゴン クリスタル☆ドラゴン
麒麟/杖なき魔法使い
古き砦に闇が巣くう時杖なき魔法使いが現れる杖なき者は魔法を持たず闇は嵐を呼ぶだろう杖なき魔法使いは杖を求め天と地との境 水晶宮への道をたどる魔法使いに古くから伝わる詩。ふつう魔法使いには杖が一本存在する。というよりも、一本の杖に一人の魔法使いが存在する。魔法使いが杖を選ぶのではなく、杖が魔法使いを選ぶのだ。けれど、たくさんの杖の中から、アリアンの杖は見つからなかった。アリアンはこの詩に出てくる、杖なき魔法使いなのか。アリアンは、旅に出ることになる。深淵の谷に捕われた一族の仲間を助けるために、谷に戻りたいところだが、今のアリアンでは勝てない。旅の仲間が見つかると予言者が告げた場所へと、アリアンは…  全文読む 評価する

クリスタル☆ドラゴン クリスタル☆ドラゴン
麒麟/まだなぞばかり
緑の原の一族の少女、アリアン・ロッド。一族の中でただ一人、黒い髪をしているアリアンは、取りかえっ子といわれてみんなからいじめられていた。ある日、海辺で、アリアン・ロッド=銀の車輪という名に足を止め、近づいてきた人物がいた。銀の髪に銀の瞳を持つ、戦士レギオン。レギオンから水晶のサークレットをもらったアリアンは、真実の名前もレギオンにつけてもらう。また、取りかえっ子と忌み嫌われるよりは、魔法使いとして恐れられたほうがよいと、賢者のもとへ引き取られてゆく……。アリアンが、美しい娘に成長したころ、深淵の谷の一族が、あちこちの村を略奪しているという噂が流れる。しばらくして、とうとうアリアンの村も、彼らに…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/脇役の外伝がうれしい
短いものもありますが、全部で7つの外伝が載っています。その後の更紗と朱理のお話や、多聞に玄武の刀が渡されたころのお話、中央政府に所属したハヤトが行く道に悩むお話……。それぞれの、過去や未来のお話がたくさんつまった一冊です。更紗と朱理の外伝は、戦いが終わってからのお話です。朱理は赤の王として更紗にした非道の数々を悔い、更紗はそんな赤の王を腫れ物にさわるように扱う。そんな、二人がぎくしゃくしていたころのお話です。どんなに辛くても、いっしょにいることをやめなかった二人の物語です。個人的には、多聞の外伝が気にいっています。戒めの刀、玄武を持つ多聞。多聞はだれよりも剣の腕がたつのに、自分から切りかかろう…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/外伝は本編がおもしろいからこそ、おもしろい
聖と那智のその後&二人が知り合ったころのお話浅葱のその後&幼少のころの思い出のお話更紗と朱理の時代より100年前の、4本の宝刀をめぐる「ばさらもの」の戦いの物語の、三本の外伝が載っています。聖と那智、浅葱(&群竹さん)のお話は、それぞれ幼い日々の思い出が話の中心にはなっていますが、本編のその後のみんなが、過去を回想する形で語られているため、その後の聖や那智、浅葱の姿もちらりと見ることができます。戦いを終えた後も、みんな少しずつ成長してゆくのですね。4本の宝刀をめぐるお話は、更紗やハヤトのひいおじいちゃんたちのお話です。みんながどんな思いで刀を持ち、どんな戦いをしていたのか。何を思って生き、何を…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/本編、いよいよ最終回
浅葱を追って王城へやってきた更紗と朱理は、その場は浅葱に任せ、国王の元へと向う。そして国王をも追い出し、これで王家も終わりと思われたそのとき、地下通路での仕掛けが作動し、城が崩れ始める。地下でひとり、それを食い止める揚羽だったが……。いよいよ、クライマックスです。揚羽はどこまでも美しく舞うように戦いぬき、浅葱はようやく光を見出し、更紗と朱理はどこまでも熱くかけ抜けてゆきます。朱理が、更紗が、浅葱が、角じいが、千手姫が、揚羽が、みんなそれぞれの思いを胸に、この戦いを終わらせるのです。物理的にだけではなく、心の部分でもちゃんと決着をつけなければ、本当の平和はやってきません。みんなの心の戦いも、終わ…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/信頼するということ
国王の後継者・蒼の王として名乗りをあげた浅葱。更紗を裏切ったように見えたが、そこには、強く王家の最後を求める、真の浅葱の姿が……。浅葱を追って単身乗り込んできた更紗だが、その真意を聞いて、信じているといいながら何も信じていなかった自分に気づく。そして、「ここはまかせたよ」といってその場を去る。揚羽は、萩原大老の残した暗号から、城の地下に何か仕掛けがあると察し、食い止めようと一人、地下通路へ。「オレは多分、今ここでこうするために生きてきたんだよ」という不吉な言葉を残して……。更紗は、一人で姿を消した浅葱を心配して、飛び込んでいってしまいますが、それこそが、浅葱を信頼していなかったということ。人を…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/浅葱の居場所
タタラ軍対朱理率いる国王軍の戦いも大詰めになったころ、朱理はこの戦いの本当の意味を明かした。腐りきった世の中を変えるために、自分が最後の王として国を国民に明け渡すために、そしてタタラのために、ここにいると。朱理は、最大の敵、柊に戦いを挑み、片腕を無くしてしまう。そして戦は終わり、京都へとともに向かうことになった朱理とタタラ軍。ところが、浅葱が忽然と姿を消してしまう。浅葱はわがまま放題のように見えて、実はちっともわがままではありません。軽いわがままをたくさんいう人ほど、ほんとうに望むものは口に出さないものです。浅葱も、自分がどう生きたいかを、もっとすなおに考えて、生きたいように生きればいいのです…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/戦っているのに、心を確かめ合うかのような二人
タタラ軍と朱理率いる国王軍の戦いが続く中、萩原大老は、その戦場で国王軍もタタラ軍もまとめてつぶしてしまおうと計画していた。けれど、瓦版屋の太郎ちゃんが、命がけで手にしたその計画の全貌を書いた瓦版が、間一髪のところで戦場へと届く。タタラ軍対朱理軍の戦いのはずが、萩原大老と朱理の戦いになるが、朱理はその場で意外なことをいう……。朱理は、やはり昔の赤の王ではなかったのです。すでに、更紗とともに、未来の日本の姿を見ていたのです。新しい時代を導くために、やるべきことを一人で抱え込んでいた朱理。心許した相手にも、その計画を語らないのが朱理なんですね。仲間としては少し寂しいですが。浅葱の心も、どんどんと氷が…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/不吉な影
タタラ軍のもとに全国から援軍が集結。朱理は京都の民衆の前ではったりをかまし、一気にみんなの心をつかむ。そして、国王軍を率いて、とうとうタタラ軍との対決を迎える。朱理率いる国王軍とは別に、萩原大老の企てるタタラ壊滅計画や、白の王の罠までもが、更紗を待ち構えていた。いよいよ、タタラ軍対国王軍との最後の戦いがはじまる。朱理は国王軍を率いて、更紗と対決する覚悟を決めたように見えますが、どこかまだ隠された企みがあるような気配を残しています。更紗もまた、朱理の戦いかたに何か意味があるように感じます。更紗も朱理も、敵同士として戦ってはいますが、その顔には憎しみや怒りの表情はかけらも見えません。どこか、お互い…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/順調なのはここまで?
揚羽はタタラ軍とは離れ、一人京都に。京の都はどんどん物騒になっていく。タタラ軍壊滅計画も企てられる。揚羽は京都で暗殺をこなしてゆく。タタラ軍には気のいい連中しかいない。悪党になって汚い仕事をする人材がいない。それを揚羽は一人で引き受ける。そのころ、タタラ軍は、砂漠で快進撃をくりひろげていた。先陣に立っていたのは浅葱。柊に心・技・体の技のみといわれた浅葱だか、今まで技のある者がいなかったから、技を持っている浅葱は強みになると、更紗はプラス思考。けれど、浅葱は、白の王から託された一通の手紙を更紗に渡す。国王軍相手に順調に快進撃をつづけていた更紗と朱理。ここにきて、白の王の企みや、朱理が現国王の後を…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/一点の暗い影を残しつつ……
四国の水軍とともに、国王軍と戦うタタラ軍。戦いの最中、柊の手下が次々とあらわれ、更紗を襲う。仲間の助けもあり、すべての刺客は姿を消すが、更紗は淡路島に浅葱と二人で流れ着き、そこで柊にあってしまう。柊と戦っても勝ち目のない更紗。浅葱が間にわって入り助けようとする。また、浅葱が真の蒼の王だと、更紗は知ることとなる。淡路島で、ほんのつかの間、更紗と二人きりになる浅葱。浅葱の本当の心が少し見えてきます。出あったころの浅葱は、か弱くてひょろひょろしていましたが、ずいぶんたくましくなりました。性格も少しずつ、変わってきたようです。浅葱だけでなく、朱理も。みんな、更紗に出あい、更紗の仲間に出あい、少しずつ少…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/離れていも通じあう二人
京都から蘇芳の都へ戻った更紗。国王から柊という刺客が送られてくると知らされる。また、四道の治めていた大宰府の町から、タタラ軍に救援要請が届く。蘇芳の都にも、大宰府にも溶けこんでゆくタタラ軍。そんな中、町中で千手姫の陣痛が始まり、更紗が四道の子を取りあげることに。千手姫の憎しみの心にも、ほんの少しずつ変化が。一方、赤の王も仲間といっしょに、この世の中を変えるため、動き回っていた。更紗と手を組むことはしていないが、更紗が曲を書き、朱理が指揮棒をふるかのごとく、同じ目的に向かって進んでゆくのだった。離れてはいても、どこかでつながっている更紗と朱理。連絡は取りあっていなくても、示しあわせたように、力を…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/更紗と朱理、再会する
更紗は黒の王の正室・紫の上の協力で、無事京都入りを果たす。国王はその権力を見せつけるために、金の大仏を作り新年に大仏開眼の大式典を催す。その大仏作りに、白虎村の人やタタラ軍につながりのある落折の里の人たちが奴隷として、連れて行かれていた。更紗は、その奴隷の救出を企てる。作戦を捕われた人たちに知らせるため、大仏殿に侵入した更紗は、奴隷の中に朱理を見つける。更紗は、大仏殿から脱出の際、迷ってしまって約束の時間に間にあわなくなりそうになるが、暗闇の中、朱理に手を引かれて無事脱出する。けれど、朱理は奴隷の中でただ一人、更紗の計画にはのらず、一人単独で脱出をはかる。更紗と朱理がふたたび出会います。言葉を…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/母との再会
朱理が赤の王であったと知り、抜け殻状態になってしまった更紗を、突き放して去ってゆく揚羽。更紗は一人になり、少しずつ正気を取り戻してゆく。けれど、表面的には元気になりつつはあっても、心の中では朱理を愛する心と、憎まなければと思う気持ちがぶつかり合い、本当の意味では少しも立ち直ってはいなかった。一方、自害しそこなった朱理は、蒼の王、浅葱の手にあったが、傷がある程度回復すると、奴隷として売られてしまう。立ち直れずにいる更紗ですが、思わぬところで母親と再会し、救われます。母親だけでなく、鹿角の玄武の刀を持つ多聞にも助けられます。どこにいても、だれかが必ず救いの手を差し伸べてくれる、更紗は多くの人々に愛…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/大きく物語が動く
戦いに疲れ、嵐の中、互いを求め合っていた更紗と朱理。偶然にも二人は出会い、とうとう二人は結ばれます。もう離すまいと決めていた朱理ですが、目覚めると更紗の姿はそこにはなく、お互い、戦場へと戻ってゆきます。たった今愛し合った相手を討つための戦いとも知らずに……。とうとうクライマックス!?浅葱の企みどおり、お互いの正体を知るのは戦場で、ということになりました。更紗にとっては朱理が、朱理にとっては更紗が、自分に一番近いところにいて、一番重い存在だったのでしょう。そのショックははかりしれなく、周りの声も耳に入らないほど。敵対している王の姫でも、奴隷の娘でも、タタラ以外ならなんでもよかった。実の妹といわれ…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/戦いが生み出すものは……、この戦いに願ったものは……
北の桃井の息子、穂積は武器を持たずして、絵を描いて武力に抵抗しつづける。父親のやり方にも反抗するが、武器を持って戦うタタラ軍にも味方をしようとはしない。武器を持つ以外戦う術を知らない更紗は、それでも戦うしかない。そんな中、桃井はとうとう赤の王の軍に討たれ、息子の穂積も父親をかばうように死んでゆく。赤の宮殿には赤の王が復活し、いよいよ、タタラ軍との戦いがはじまる。戦うということは、失うものを増やすということ。失いたくない人が増えてしまった朱理も、その辛さを感じ始めます。また、タタラ軍でも、那智が重症を負い、聖が必死で救出します。蘇芳の都は戦場となり、タタラも民衆に責められ、朱理も自分が築いた都が…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/北から南へ
網走刑務所からようやく、脱出できた更紗一行。目指すは、南。赤の王のいるところ。けれど、赤の王に変わって、今蘇芳の都を治めている国王直属の大老、北の桃井が、タタラ討伐の兵をあげる。桃井は沖縄をひどい目にあわせたやつ。更紗は、蘇芳をせめることにする。刑務所を無事に脱出して、南へ向かおうとする中、揚羽は船を下りてしまいます。行っちゃいやだと泣いて引き止める更紗。揚羽はいつでも更紗を守ってくれます。刑務所の中にいる間中、揚羽に守られていた更紗は、すっかり甘えぐせがついてしまっていたのです。揚羽は、そんな更紗に「タタラと呼んでほしいのか? それとも、更紗と呼んでほしいのか?」といいます。だれよりも、更紗…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/刑務所からの脱出
鹿角での話し合いに失敗し、網走刑務所に送られてしまった、更紗と揚羽と浅葱。揚羽は体をはって更紗を守ろうとするが、浅葱は看守に取り入って、自分だけ助かろうとする。男ばかりの刑務所内でタタラの格好をしていた更紗だが、刑務所長の風の梟に女だとばれてしまう。朱理と似た顔をした風の梟にせまられる更紗。拒絶する更紗だったが、揚羽を助けるために自ら風の梟のもとへ……。いつも守ってもらってばかりの更紗が、負傷した揚羽を助けるために動きます。どうしていいかわからなくて、イライラしていた浅葱は、更紗を守るほうではなく、浅葱本来の裏切りパターンへと走ります。朱理にそっくりな顔をした風の梟と更紗のツーショットを見て、…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/更紗、揚羽、浅葱、寒い所へ行く
東北は鹿角へ行ったまま帰ってこないハヤトをさがすため、また、鹿角との同盟を結ぶため、更紗、揚羽、浅葱の三人は、よそ者を嫌うおそろしい土地、鹿角へと足を踏み入れる。仕掛けのある坑道を通り抜けられたものだけが、入国することを許される土地、鹿角。国王も手を出せずにいる不気味な土地。三人は坑道をクリアできたが、その後の話し合いで決裂。夜になってから、こっそりとハヤトを探しにゆくことにした。ところが、外出禁止の約束をやぶってしまったため、三人は「寒い所」へ運ばれてゆく。何かあれば体をはって助けてくれる揚羽といっしょで、心強い更紗です。またしても、更紗は揚羽に救われます。浅葱はあいかわらず、そこまでして更…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/お互いに、もとの世界へと……
いつのまにか、日本から沖縄を守るために、動きまわる朱理と更紗。日本からの艦隊を追いやるために、朱理は幽霊船に乗り込み戦う。更紗は、朱理と一緒に船に乗り込むつもりだったが、安里大統領の身に不吉な予感を感じて、一人島に残り、強敵から大統領の身を守ろうとする。王座から引きずり下ろされた朱理と、目の治療のため女の子のすがたで沖縄にきていた更紗。赤の王対タタラの争いはしばらくお休みです。その代わり、沖縄の争いごとに巻き込まれてしまいます。二人おなじ目的で戦うなんてすてきな光景です。朱理が赤の王だとわかる場面では、うまい具合に、更紗は別行動しています。ここでも、また、知らぬままお互いにますます惹かれあって…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/新しい国のかたち
船が難破し、一人で沖縄へと流れ着いた更紗。運よく、たずねるはずだったナギの師匠、芭蕉先生に出会う。目の治療もしてもらい、安静にしていれば治ると聞かされ安心する更紗。しかし、更紗は沖縄に流れ着いた際、人が殺される現場にいて、その犯人の声をしっかりと覚えてしまっていた。そのことで、更紗はまた争いごとの中へと巻き込まれてゆく。沖縄は、この物語の中では、日本国ではありません。国として独立した沖縄の姿があります。そこは、国王など存在せず、民衆が投票で国のトップを選ぶ、大統領制の国。更紗は、国王を倒したあとに作る新しい日本の、見本としてのひとつの形がここにある、と感じます。更紗の視野は、どんどんと広くなっ…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/赤の王、討たれる
目を負傷した更紗は、見えない闇の中、浅葱に襲われたりして不安になるが、ナギにいわれて聴覚を鍛えるいい機会なのだと前向きに考えるようになる。一方、腹心の部下、カザン将軍を失った赤の王、朱理。四道、カザン将軍と、朱理が心を許す者が、次々といなくなる中、追い討ちをかけるように、蒼の王、浅葱の策略で窮地に追いやられてゆく。ワンマンなタイプというのは、とかく敵も作りがち。朱理は他の王にくらべれば良い支配者なのですが、部下や家来にも手厳しく、それが部下、とくに幹部あたりに敵を作ってしまいます。そんなところを浅葱がうま〜く攻めてくるんですね。そういう智恵はよくまわります。タタラ軍内でも、浅葱はそこそこに溶け…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/母との再会、そしてまた仲間は集う
赤の王の腹心の部下、カザン将軍とともに更紗の母親が熊野に向かったと聞き、更紗とその一行も熊野へと向かう。途中、クジラにモリ一本で立ち向かう、大神殿の大神官の息子・那智や、熊野の由緒正しいヤクザの息子・聖と知り合う。那智や聖の力を借りて、カザン将軍のもとから更紗の母親を救おうとするタタラ軍。けれど、浅葱の密告のせいで、逆に罠にかけられてしまう。更紗は、目を負傷しながらも逃げおおせるが、茶々と座木が……。また新しい仲間がふえ、とてもにぎやかになります。熊野は和歌山です。関西弁が飛び交います。笑いが飛び交います。浅葱のせいでどんよりしていたタタラ軍内も、お笑いコンビの登場で、ずいぶん楽しい雰囲気にな…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/本当の蒼の王
人の命も、自分の持ち物だといった愚かな蒼の王。その王を倒したと思っていた朱理と更紗だったが、実はその蒼の王は偽物。本当の蒼の王とは親衛隊長の浅葱だっだ。浅葱は、にせの蒼の王がいなくなると、次はタタラを宿主にして動き回ろうとする。体が弱く、体力のない浅葱は、そうやって生きてゆく。タタラ軍は、浅葱の企みで、少しずつかき回されてゆく。また、赤の王の軍内部にも、浅葱は使者を送り込み、朱理と腹心の部下との間に溝を作ろうとしていた。浅葱の根性の悪さが、めいっぱい詰まった一冊です。とことん悪巧みをし、回りをめちゃくちゃにしようとします。けれど、なぜだか憎めない浅葱。揚羽も浅葱と知り合いですが、浅葱を更紗から…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/さらに仲間は集う
蒼の王に、赤の王征伐のために手を組もうといわれた更紗。その話はことわるが、白虎の刀が蒼の王の手にあると聞き、関東へ。朱理もまた、蒼の王を撃ちに関東へゆくため、二人はともに旅をすることに。旅の途中、ふとしたことで、蒼の王の親衛隊に、朱理が奴隷の刻印を持つことがばれてしまい、王の娯楽として催される殺人レースに参加させられてしまう。蒼の王は、人が殺しあうのを見て楽しむ、ひどい王。みんなの命は王である自分の持ち物だという考え方を持ち、更紗の言葉も通じません。人々の暮らしはまずしく、赤の王が治める蘇芳の都が天国に思えるくらいです。更紗は、親兄弟の敵だと赤の王を憎んでいますが、腐りきったこの世の中を変えよ…  全文読む 評価する

Basara Basara
麒麟/戦うということは、だれかの命を奪うということ
桜島が噴火する中、更紗とハヤトは、四道に捕われた揚羽を助けに向かう。しかし、罠にかかった更紗は、敵に捕えられてしまう。危機一髪というその時、運命が更紗に味方するかのように、桜島が爆発を起こし、敵も更紗もみな瓦礫の下敷きに。更紗は、瓦礫の山からなんとか這い出すが、そこには四道が立ちはだかる。とどめをさそうとしたそのとき、四道はタタラが更紗だと気づき……。たくましく成長してゆく更紗ですが、ここにきて、戦うことの悲しさを感じます。ハヤトのおかげで、四道軍に勝つことができましたが、それは四道の死を意味しました。四道と結婚したばかりの妻、千手はひとり、タタラを撃ちにやってきます。お腹の中には四道の子が……  全文読む 評価する

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