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定年の迎え方
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Kana/これでは日本でいきのこれない ?!
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プロローグには 「人生 80 年時代の定年の迎え方」 などと書いてあるのだが,なかをみると,定年がちかづいたら会社でもおとなしくすることをすすめたり,いままでためこんできたものを捨てることをすすめたり,定年後が 「老後」 だということを強調しているようにみえる. 積極的にチャレンジすることをすすめている部分もあるが,全体的には保守的であり,これからの日本でいきのこっていけないのではないかという印象をうける.
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ホームレス博士
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Kana/就職できない博士たちの最近の実態
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「ホームレス博士」 というタイトルだが,著者はホームレスの博士が (どれだけ) いるのかをしらべたわけではないようだ. その意味では,この本の内容もふくめて,誇張されている面はある. しかし,基本的には就職できずに非常勤講師をいくつも兼任している博士たちの,まだあまり知られていない実態を紹介している. 読者は著者や対談相手の鈴木謙介からまなぶことはできるだろうが,現状を改善する方法が書かれているわけではない.
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自分イノベーション
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Kana/学生向け (?)
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著者は大学教授であり,この本もこれから就職しようという学生を中心に書いている. そのせいか,かなり具体的な方法も書いてはあるのだが,とうのむかしに大学を卒業した私には,あまりピンとこない. すでにやっていること,ためしたことがあることがおおい. まだあまりいろいろやったことがない学生にはよいのかもしれない.
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日本の照明はまぶしすぎる
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Kana/とはいえ,白熱灯で節電するのは暗すぎる…
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著者は日本のふつうの家の照明より 2 桁くらい暗い,提灯や行灯のようなあかりに魅力を感じている. 省電力がもとめられる LED や蛍光灯の時代に白熱灯で対抗するにはそれしかないだろう. たしかに,太陽と同様の連続スペクトルをもつ白熱灯は魅力的だろう. しかし,1 桁以上暗いあかりで満足するひとがどれだけいるのだろうか? やはり,おおくのひとにとっては,連続スペクトルをあきらめて LED や蛍光灯をうまくつかう方向しかないのではないだろうか?
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崖っぷち弱小大学物語
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Kana/こたえはでない悪戦苦闘
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理想の教育を実現したいが大学の経営をかんがえるとそれができない. 矛盾にみちた弱小大学の現状をえがいている. 一度に何 100 人の学生におしえなければならず,そのレベルはそろっていない. どこに焦点をあわせて講義すればよいのかわからない. やる気のない学生にどうすればやる気をださせることができるか… 弱小大学の教員になろうとするひと,そしてもしかしたら経営者にとってもいろいろなヒントがあるだろうが,しかし,こたえは自分でみつけなければならない.
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成熟日本への進路
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Kana/方向はただしいかもしれないが,ひっかかる点もある
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日本の経済は成熟したのだから,経済成長をおいもとめるより分配をこそ,かんがえるべきだという. 著者はさまざまな統計をとりあげながら,そういう時期にきていることを主張する. ほかにも同様の議論をする経済の専門家はすくなくない. そのなかでは説得力のある議論をしているといえるだろう.しかし,ところどころ,ひっかかる議論がある. 著者は医療費を無料化することを主張している. たいした病気もないひとが病院にあふれるようになってもよいというのだが,そんなコストを税金ではらっても,ゆたかになれるというのだろうか. また,平等をめざす議論のなかで,成熟した社会であれば共産主義はうまくいくかもしれないという話…
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プロフェッショナルな修理
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Kana/なぜ修理の需要があるのかはわからなかった
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着物,仏壇といった伝統的なものから,ピアノ,スーツケース,パソコンまで,さまざまなものの修理がとりあげられている. 高価なものや歴史のあるものはコストをかけても修理しようというのは当然だが,パソコンになるともう私には修理の価値がわからなくなる. パソコンもスーツケースも,ブランドにこだわるひとは修理するのだろう. もともと安価なものしか買わない者にとっては,修理はたかくつくので,ものをむだにするのをうしろめたくおもいながらも捨てることになる. 需要があるから修理屋がいるのだろうが,なぜ修理をたのむひとがいるのか,修理したものを買うひとがいるのかは,この本を読んでもよくわからなかった.
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格安エアラインで世界一周
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Kana/こんな旅行はしたくない
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著者らは世界をみたいから世界一周するのではなくて,LCC で世界一周したいからそうする. もちろん,たのしめるもの,たのしめるところはたのしんでいるのだろうが,その手のはなしが書いてあるところはわずかだ. あらかじめ一周ぶんの予約をとってでかけているわけではないから,途中でインターネットをアクセスして航路をさがし予約をとることに余念がない. こんな旅行をしたいとおもうひとはわずかだろう.
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地図と愉しむ東京歴史散歩
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Kana/知られざる東京の歴史がわかり,行ってみたくなる
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東京の道路,川,鉄道などに現在ものこるちょっとした痕跡を,それらの過去にむすびつけている. さかのぼる時代も江戸,明治,大正,昭和と,さまざまだ. そして,東京にずっと住んできた私でも知らないことがほとんどだ. 知られざる東京の歴史がわかり,とても興味ぶかくて,行ってみたくなる.
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誰も知らなかったインド人の頭ん中
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Kana/インド人に腹をたてながらもインドにひかれている
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三十路の女がインドのデリーでくらした話. それ以前に旅行で行ったときのエピソードもはいっている. ひとりぐらしのはずだが,やはりインドではひとりだけではくらせないらしく,インド人の 「カレ」 もつくって,いろいろいたすけてもらっている. ウ○コがそこらじゅうにおちているというのに,それをふんだくつはすてるという 「潔癖」 な彼女,インド人の 「いいかげんさ」 に腹をたてながらも,インドにひかれている. この本の読者のなかにインドでくらすひとはすくないだろうが,インド人がカネモチの日本人から金品をせびりとる手口などは,おぼえておけば旅行者でもやくにたつかもしれない.
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ネオ階級社会はここから始まった
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Kana/1974 年がターニング・ポイントってほんと?!
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1974 年前後には日本でも世界でも,政治経済の方向を左右するおおきなできごとがいくつかあった. ニクソン・ショック,ニクソン大統領と田中首相の辞任,ニクソンと田中の訪中と中国との国交回復. そこにはさらに 1974 年前後におこったさまざまなエピソードがくわえられる. 長嶋茂雄の引退,横井軍曹と小野田少尉の発見と帰還,その他さまざまだ.それらをもって著者たちは 1974 年をターニング・ポイントとみなしている. これらすべてが 「ネオ階級社会」 にむすびついているわけではないだろうが,こうしてそれらが織り上げられたかたちでしめされると,ターニング・ポイントがあぶりだされたようにみえてくる.
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怪しいアジアの歩き方
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Kana/このひとたち,かなりヤバいんじゃない?
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タイとカンボジアだけで半分弱のページをつかっている. そのほかにバングラデシュ,ネパール,ベトナム,マレーシア,シンガポール,香港についても書いている. あやしいところだけを書いているのか,あやしいところばかり行っているのか,たぶんその両方なのだろう.それでいて,タイでしりあったひとから日本にいる恋人に金のネックレスをとどけたというのが,美談風に書かれていたりする. そのとき,カネはもらわなかったのか? もしもらっていたなら,それって密輸の片棒をかついだということだろう. ますます,あやしい.
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神経言語プログラミング
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Kana/うすい本で NLP の基本がわかる
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神経言語プログラミング (NLP) についての本は多数あるが,その基本を比較的うすい本で知りたいとしたら,この本を読むのがよいだろう. 自分が経験したことをそのときとはちがうやりかたで再生してみたり,他人の立場に身をおいてみることで,人生やコミュニケーションをもっとよりよいものにする方法を書いている.経験を再生するやりかたにはいろいろあるだろうが,著者はそれを視覚的に再生すること,テレビを調整するかのように色やあかるさをかえて再生することが効果的だと書いている. 視覚的な再生の効果ということになると,個人差もあって,ひとによってはそれがあまり意味をもたないこともあるとおもえる. しかし,基本的…
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本当はどうなの?これからのインド
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Kana/経済から政治・文化まで,興味はつきない
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最近は経済・ビジネスで注目されるインド. それにあわせてこの本でもそれを最初に書いているが,政治・外交,社会・文化についてもよく書いている. カーストや教育などについても,私もふくめて,まだよく知らないひとには興味をひかれる話題がつまっている.
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ほんの数行で「感謝」と「お願い」の気持ちを伝える技術
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Kana/メイルを書くときの姿勢を再度かんがえる機会をあたえてくれる
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タイトルをみて,てっきりメイルのかきかたの本だとおもった. 実際,メイルのかきかたについても書いてあるが,おもには手紙など,手書きの文章について書いている. 文章を手書きする機会はへってしまったが,手書きに関する部分もふくめて,この本はメイルを書くときの姿勢について,もう一度かんがえる機会をあたえてくれるだろう. おおくのひとは,メイルを書くときにすでになんらかのくふうをしているだろうが,この本を読めばふだんはつかっていない表現や,みおとしている点をみつけることができるかもしれない. ただ,「お疲れさま」 の連発は疑問だ.
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TPP参加という決断
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Kana/もっとも強力な賛成論だが,不足やあやまりもある
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TPP に関する本の大半は TPP 参加反対論だ. そのなかで,この本はもっとも強力な賛成論だということができる. 不満な点もいろいろあるが,TPP にかかわるさまざまな点を賛成論者の視点から論じている.貿易を目的としていない規制などに関しても TPP 交渉にからんで論じられているが,「ついでに」 論じられている感じであり,もっと正面から論じてほしかった. もっとも,今後,交渉のなかでなにがとりあげられるかは,現時点でははっきりしていないということだろう.
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宇宙卵を抱く
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Kana/永遠の卵 ?!
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パラダイム・シフト,ポスト・マテリアリズム,資源制約と環境再生を 3 つの柱として,それらを織りあわせて,あたらしい思考法や価値観をみつけようとしている. あたらしいパラダイムとしては,複雑適応,自己組織,カオスなどがキーワードとなっている. そのなかでも建築家のクリストファー・アレクザンダーがくりかえし登場する. ほかにも,とりあげられる例には芸術や建築がめだつ.その一方で,この考察は日常生活からはとてもとおい. あたらしいパラダイムやポスト・マテリアリズムは効率主義的ではない. しかし,世界の人口が爆発するなかで,衣食住などの効率を無視することはできない. だから,この本の内容は,すくなく…
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福島に生きる
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Kana/震災,復興構想会議,そして…
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震災以来,著者は震災について,福島について発言し,復興構想会議委員もつとめてきた. その著者が地震以来の経験や構想会議での主張やその結果などを書いたのがこの本だ. 著者は福島第一原発の 50 km 圏内に住んでいるというが,地震そのものの影響は比較的すくなく,津波の影響もない地域だ. 震災を東京圏でむかえた私とも,それほどかけはなれた経験をしたわけではないようだ. そういう著者のかんがえや感じかたに,読者は共感できるかもしれない.
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ベルギービールという芸術
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Kana/さまざまな楽しみかたと個々のビールの紹介
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ベルギービールは多種多様で,結局のところ 1 本 1 本,飲んでみなければわからないのだろうが,著者はその魅力をいろいろな面から紹介している. 味,香りはもちろん,グラスのえらびかた,製造法,料理との関係などなど. 巻末には 100 ページにわたって個々のベルギービールが紹介されている. 新書なので残念ながら写真はないが,そのぶん,文章でしっかりと紹介されている.
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「科学技術大国」中国の真実
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Kana/いそいで日中の科学技術協力関係をきずくべきだというが…
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中国は日本とくらべると,いきとどかない点も多々ある. しかし,なにしろ人口がおおいから,すぐれた人材も多い. そういうひとたちとの協力関係を早期にきずけるかどうかがこれからの日本にとって重要だという. 中国の科学技術にはまだいろいろ弱点があるから,それを日本がおぎなえるように協力していけばよいということだ.あまり注目されていない点に焦点をあてていて,よいとおもうが,この本だけで日本の政策や日本人のかんがえかたをかえるのはむずかしいだろう.
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超マクロ展望世界経済の真実
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Kana/今後の世界経済や日本の進路についてかんがえるとき,読むべき本
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対話をベースにしているが,グラフなどをいれて説得力を増している. かつては先進国に有利だった交易条件が 1970 年代から急速に変化し,途上国とかわらなくなっているさまがえがかれている. イラク戦争はアメリカがヘゲモニーをまもるためのものだったということ,資本主義の極限状態があらわれているのが日本だということ,いずれももっともな主張だとおもわれてくる. 「リフレ派」 とよばれるインフレ政策肯定派への反論にも説得力がある. 今後の世界経済や日本の進路についてかんがえるとき,読むべき本だとおもう.
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1勝100敗!あるキャリア官僚の転職記
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Kana/唖然とする内容
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大学教授の仕事やその公募についておどろくほど無知でありながら大学教授への道をめざした著者が,敗戦をかさねながらもついに採用されるまでをえがいている. 大学教授になった現在書いたこの本にも 「論文」 のかきかたについて書いてはいるが 「研究」 についてはほとんど書いてないのは,おどろくべきことだ.論文がどういうものかも知らなかった著者は,しだいに論文が書けるようになっていくが,それは大学教授になるための手段にしかすぎない. それを正直に書いているところがこの本のすごさだといえるだろう. 読者には,くれぐれもこれが大学教授の平均的なすがただとは誤解してほしくない.
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「ひらめき」を生む発想術
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Kana/つっこみがよわいので共感できない
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「ひらめき」 のためにはさまざまな発想を身につける必要があるだろう. その意味で,この本ははばひろい発想術を紹介しているのはたしかだ. しかし,はばがひろがればひろがるだけ,それぞれをふかく追究する必要かあるだろう. しかし,この本ではつっこみがよわいようにおもえる. 各章には 「成功のポイント」 がまとめられていて,その内容はたしかにもっともなのだが,共感するところまではいけない.
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成熟ニッポン、もう経済成長はいらない
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Kana/実現不能な (?!) 「優雅な衰退」
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2 人の経済専門家の対話だ. 2 人のかんがえかたは一致しているわけではないが,比較的ちかいところにあるようだ. 経済成長への願望をうちくだき 「優雅な衰退」 を主張する浜,あたらしい社会のありかたをさぐる橘木,最初はそれぞれが相手の聞き役にまわり,そのうちしだいに議論をかみあわせていく. 最後の章は 「優雅な衰退」 の話にもどっている. いろいろ理屈はあるが,やはり 「衰退」 ということばによいイメージはない. こういうかんがえかたに国民が納得するとはおもえない.
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40歳からの「捨てる!」人脈術
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Kana/この本も捨ててしまったほうがよいかもしれない
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40 歳にもなると,人間関係に関しても,いろいろなしがらみにとらわれるようになる. それを捨てれば余裕ができるということだ. しかし,捨てるものをむりやり 40 個ならべている感じが否めない. 最後に 「「読書」 を捨てる」 と書いてあるが,この本も捨ててしまったほうがよいかもしれない.
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浜矩子の「新しい経済学」
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Kana/説得力のある理論にそだてるのは今後の課題 (?)
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著者は,エゴイスティックな経済を否定し,みんなを満足させるパレート最適な経済をめざす. しかし,その論理はよわく,かつ数値的なうらづけはない. 説得力のある理論にそだてていくのは,これからの課題なのだろう.
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道州制
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Kana/大阪都と道州制 (?!)
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道州制に関するさまざまな選択肢がしめされている. 橋下大阪市長の大阪都構想も道州制への道程だといわれているが,「都制」 以外に 「特別市」,「大都市に関する特例」 という選択肢もあるという. 大崎市長選を機に道州制についてかんがえてみてもよいのではないかとおもった.
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日本酒
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Kana/酒造りに関する貴重な本,しかしこの本だけで日本酒はわからない
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つくり酒屋にうまれて醸造試験所などではたらいてきた著者は,酒造りの方法とくにその歴史を中心に,日本酒を語る. 太平洋戦争後,日本酒は短期間に辛口から甘口,そしてまた辛口になったというところに居身をひかれた. しかし,それは戦中に酒造りがすっかりだめになっていたことと関係があるのではないだろうか. そのあたりの負の歴史についてはまったくふれられていない. この本だけで日本酒がわかるわけではないだろう.
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2012年、世界恐慌
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Kana/世界恐慌をえがく暗黒の書
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ヨーロッパ各国がソブリンリスクにおそわれ,各国がとるケインズ政策が合成の誤謬によってかえって世界恐慌につながっていくというシナリオをえがいている. どうやって世界恐慌のトリガーがひかれるかも分析している. 最後にわずか数ページ,それをふせぐ方法がかたられているが,世界恐慌のシナリオにくらべるとそれはあまりもよわい. 暗黒の書といってよいだろう.
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恐慌の歴史
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Kana/知るべき異端的 (?!) なかんがえ
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リーマンショックのときには大恐慌以来,「100 年に 1 度」 とよくいわれたが,最近ではあまりいわれなくなってしまった. しかし,著者は最近の経済状況に恐慌ということばをつかい,かつての恐慌を分析して現在の状況とくらべる. そして,経済成長をめざすおおくのエコノミストとは逆に,それを否定する. 成長より分配,バランスだという.こういう著者のかんがえがただしいのか,まちがっているのか,すぐにはわからない. しかし,いろいろなかんがえがあることをまず知ることが必要だろう.
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