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ナビル
ある少年の物語
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コメント・書評 |
ぎゅうっとしたい絵本。
まーしゃ@B◎◎KRACK
Dec 12, 2001 7:11:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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絵本としては、値段ははりますが、画集としてはとおってもお買い得な1冊です。 物語は、エジプトの少年ナビルが学校で教わったピラミッドを一目見ようと、ただひたすら歩いて歩いて歩いて、「自分だけのピラミッド」を手にする、というものです。文章は、ナビルと周りの大人たちの会話が少しあるだけ。絵で語られている作品です。 この絵も、単色のデッサンです。でも、すごい。生きています。ピラミッドを見たいと思うナビル、遠すぎると言われてしょげるナビル、それでも見に行こうと決心するナビル、出かけてやっぱりムリかもと思うナビル、親切なおとなに会えて安心するナビル、そして、ピラミッドに出会えたナビル! ピラミッドを「ぎゅうっ」とするナビルです。 ナビルがいなくなった家では、おかあさんやおとうさんが心配しています。無事に帰ってきたナビルに安心する家の人、近所の人。そして、ナビルは得意気にピラミッドについて語っています。その姿は、ひとまわり大きくなったみたい。 デッサンで描かれた地味な本だけに、なかなか手にとる機会がなかったかもしれません。絵本というよりむしろ画集、という、とてもとても美しい作品です。 大きな宝物を得たナビル。こんな体験をたくさんの子どもにしてもらいたいなぁと思います。
【B◎◎KRACK】 No.63 2000/12/06発行
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