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にじいろのさかなとおおくじら
世界の絵本
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コメント・書評 |
夢の中のにじいろのおさかな
kumataro
Jan 9, 2010 2:04:39 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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にじいろのさかなとおおくじら マーカス・フィスター作 谷川俊太郎訳 講談社
いつものように絵だけをみつめながらページをめくります。小さな絵本で年少向けです。4歳程度の子どもさん向けのようです。 ぴかぴか光る加工がしてあるおさかなさんたちです。そのなかでも赤橙黄緑青藍紫(せきとうおうりょくせいらんし)の虹色をしたおさかなさんのうろこはカラフルです。2ページ目、シロナガスクジラくんの首からおなかにかけて伸びた下腹部は迫力があります。絵に立体感があります。わたしは、いつの日か、ハワイか沖縄の慶良間諸島(けらま)へクジラを見に行こうという夢をもっています。クジラを見ると人生観が変わるそうです。だれにそれを聞いたのかは忘れました。 もしも行けたとして、見ることができるクジラはザトウクジラです。この本のクジラくんは、地球上で最大の哺乳類であるシロナガスクジラです。巨大なクジラくんを小魚くんたちは恐れているのですが、クジラくんにはおどかすつもりはないのです。なぜならクジラくんが食べるのは小魚くんたちではなくて、プランクトンであるオキアミなのです。泣いた赤鬼という童話を思い出しました。よそ者につらくあたるとか、外見で人を判断するのはやめようとか、話せばわかるということを、にじいろの魚くんは訴えているのです。絵をながめながら、自分も幼児の頃に戻りたくなりました。 絵だけを追いながらまるっきり別のお話の展開にもっていくことだってできそうです。眠りながら色つきの夢をみているようでした。
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