1Q84 BOOK2 a novel 7月−9月 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。最速24時間以内に出荷可能。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 書評詳細

-

1Q84  BOOK2  7月−9月
a novel

1Q84(新潮社) 村上 春樹著
税込価格: ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
bk1ポイント倶楽部P 18ポイント(1%進呈)
国内送料無料でお届けできます
出版 : 新潮社
サイズ : 20cm / 501p
ISBN : 978-4-10-353423-5
発行年月 : 2009.5
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 24h

(?) 出荷までに要する日数について
(?) 配達方法について
-
-
この本を 冊買う



10冊以上買う
(?) お困りの方
-
-

内容説明

【毎日出版文化賞(第63回)】【新風賞(第44回)】心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく−。待望の書き下ろし長編小説。

ソーシャルブックマーク


JavaScriptがオフの場合にはご利用いただけません。
(SBMって?)

コメント・書評

村上春樹の文章が持つ、謎の魅力を分析する。
反形而上学者
Nov 29, 2009 3:44:22 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

この村上春樹久しぶりの長編小説も、日本ばかりでなく隣国の韓国でも100万部の達しようとしているほど売れているという。なぜこれほどまでに国や言語を越えて村上春樹は支持されているのだろうか・・・。
本書の内容についての書評は、みなさんとても良いものを書かれているので、私は別の角度から村上春樹が売れる理由を考えてみたい。
私は村上春樹をずっと読み続けているが、必ずしも彼の著作が全て好きというわけではない。
私が個人的にどうしても気に入らないのは、「春樹好み」とも言われる、小説に出て来る「音楽」などの名称だ。長編小説には必ず「春樹好み」の音楽が詳細にタイトルやアーティストも含めて、それに対する思いのようなものも語られていく。それが、私にとっては少々鼻につくということがある。
こういうことを言うのは当然ながら、私だけではなく、わりと多くの人が思っていることでもあるようだ。
しかし、それでも村上春樹は支持され続けている。
こういう気に入らないところがあるにもかかわらず、私はなぜ村上春樹を読むのか。そこに村上春樹の小説の「秘密」があるように思ったのだ。
これは最近気づいたことなのだが、村上春樹の文章は雑誌などに掲載されていう広告の、コピーライターによるやや長めの文章に極めてスタイルが似ているということだ。
たとえば、「僕は初めて訪れた京都の嵯峨野を散策したあと、こじんまりとした旅館に泊まり、この日のためにとっておいた、とっておきのボトルを鞄から取り出した。琥珀色の液体は水よりも滑らかに波打って、さっき買った藍色の切子グラスに・・・・」、長くなってしまうのでこの辺でやめておくが、いま書いた文章のように、商品広告のための文章というのは、だいたいこういうスタイルで書かれる。つまり、ストーリーの中に商品の購買意欲をそそらせるためのやり方で、商品をクローズアップしたような文章をコピーライターは書く。
こう考えると、村上春樹の文章はコピーライターの文章に極めて似た構造を至る所に有しながら、進行してゆくということが解る。
しかし、広告の文章は商品のための文章であるから、その手法を小説に持ち込んでしまうと、「ある物」や「ある音楽」などに読者は関心を持っていかれてしまう。結果これは、小説全体としては浮いた感じを読者に残すが、その「浮いた箇所」がそれぞれ起点となり、読者の興味を決して小説から逃さない効果を生む。
私の場合は、そういう鼻につくような「浮いた箇所」が気に入らなくても、結果的は最後まで心地よく読まされているということなのだろう。
もちろんこれは私が勝手に感じたことであり、多くの人の賛意は得られないだろうが、こういう読み方をしてみるのも、小説を読む醍醐味ではないであろうか・・・。
この書評はいいと思った・・・
 
現在の投票 はい:5人(62%)  いいえ:3人(38%)


書評ポータル

新着書評一覧