コメント・書評 |
「衝動買い」のすすめ
セカンド・プラン エトセトラ
Nov 24, 2009 12:06:51 AM
|
評価 ( ★マーク )
★★★★
|
もっともらしいシナリオを見抜く方法、それは本物の物語と出会うことだ。 特に通信販売では、その購買動機が鍵にになるので、本書でいうところの「キー・ビヘイビア」に至る情報をいかに送り込むかにかかっている。 店頭では、人の動き、目に見える部分と、心の動きを分析して、タイムリーに販促を打つといったところか。(本書中に興味深い例が詳述されている)
「消費者の嗜好が多様化したのではなく、消費者を強く動機づける情報が発信されていないため、消費者の側の事情で意思決定されてしまっている」ので、ポイントは動機づけのための”感性情報”発信だと著者はいう。 売りたい物にシナリオをつけると、物がモノでなくなると。
私たちは、そこを逆手にとって、いったん引いてみる必要がある。 クリックを押す前に、まわりをみわたす。レジに並ぶ前に振り返りの時間をとる。 著者の言うところの「未来の私を買う」ハズの商品が、そこここに散乱してないだろうかと。 本書の例で言えば「人生をかえる」ハズの物たちが、相変わらずの日常の中で鎮座してはいないだろうか。 昨日の限定商品が、なぜか今日も限定となってはいないだろうか。 「毎日が本日限り」たしかに理論的には正しい。
売り手側の立場にいる時間が長い人は、すでに本書を購入されていると思いますが、むしろ「買いたい」スイッチが押しっぱなしになっている人にぜひ一読してほしい一冊。「買えるか買えないか」の前に、なぜ”買いたい”かに至る過程がよく理解できる。
そして、なにより、スイッチがさびついて、押せない状態になってる方には本書の一文を紹介したい。 「実は、人の”買いたい”は、不況には関係ないのである。」 答は本書と脳の中にあり、です。
|
|
|
| 現在の投票
はい:2人(100%)
いいえ:0人(0%) |
|
|
|