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傷物語
講談社BOX
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コメント・書評 |
強くて弱い暦は、普通の高校生であり普通ではない、そういう矛盾を内在していて、内在しているということは普遍なのだ。
mayumi
Oct 11, 2009 8:15:42 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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「化物語」の前日譚。 阿良々木暦は、春休みになった夜、美しい鬼、吸血鬼に出会う。
「化物語」で怪異に対してのスタンスが微妙だった暦、自分を加害者だと認識している暦、その所以が語られる。
怖い物語だと思った。 発刊は「化物語」が先だったので、順番に読んだのだけど、この「傷物語」によって「化物語」は変容する。こういう経過があったからこうだったのか、と納得するのではない。全く別物にそれは変わる。
人間側であることと、怪異側であることの意味、もしくは溝は、深く暗い。 そして、その深さも暗さも身に受けてしまった暦の弱さと強さ。 「生きてるだけで丸儲け」と誰かが言っていた。その言葉を思い出し、噛みしめてしまった。 にしても、忍野メメは格好よすぎです。 |
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