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天体の回転について  ハヤカワSFシリーズJコレクション

天体の回転について(早川書房) 小林 泰三著
税込価格: ¥1,785 (本体 : ¥1,700)
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出版 : 早川書房
サイズ : 19cm / 345p
ISBN : 978-4-15-208906-9
発行年月 : 2008.3
利用対象 : 一般

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内容説明

宇宙旅行へ導く案内役は美少女エレベーターガールだった…。萌えとニュートン力学が無垢な青年の魂を揺さぶる表題作他、書き下ろしを含む全8編を収録したSF短編集。

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コメント・書評

ホラーじゃない、論理SF!?。
読み人
Sep 15, 2009 1:08:48 AM
評価 ( マーク )
★★★★

 小林泰三さんのSF短編集です。
 小林泰三さんって、どっちかというと、ホラー系の作家だと思っていたら、
本書を読んで、ちょっと吃驚。割と本流のSF作家さんです。
 それも、けっこうハードSF寄り。

 冒頭に収録されている表題作は、ロケット打ち上げのコストダウンをねらった
軌道エレベーターがネタなんですが、考証ばっちりのハードSFというより、
ちょっぴり小難しい論理ネタが多い、"論理SF"と呼ぶ方が正しいと思います。
 萌えキャラと共に、宇宙旅行をしながら物理学をそれも、
古典的ニュートン力学を勉強している感じです。
 真剣に物理の教科書の副読本に収録したらいいと思います。
 私は、SF読みでも、小説の完成度を重視するタイプなので
あんまり考証は、つっこみません。多少無理スジでも、小説としておもしろければ、いいかなぁと思うタイプなので、、。

 しかし、やっぱりちょくちょくホラー系の作家さんの隠しても隠しきれない特色は、
出てます。「灰色の車輪」とか、「性交体験者」とか、、あと「盗まれた昨日」も、、。

 面白かったのは、「時空争奪」と「灰色の車輪」かなぁ??
私基本的に、あんまりホラーは得意じゃないので、
こういうSFっぽい作品を書いていただけると嬉しいです。

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