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天体の回転について
ハヤカワSFシリーズJコレクション
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コメント・書評 |
ホラーじゃない、論理SF!?。
読み人
Sep 15, 2009 1:08:48 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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小林泰三さんのSF短編集です。 小林泰三さんって、どっちかというと、ホラー系の作家だと思っていたら、 本書を読んで、ちょっと吃驚。割と本流のSF作家さんです。 それも、けっこうハードSF寄り。
冒頭に収録されている表題作は、ロケット打ち上げのコストダウンをねらった 軌道エレベーターがネタなんですが、考証ばっちりのハードSFというより、 ちょっぴり小難しい論理ネタが多い、"論理SF"と呼ぶ方が正しいと思います。 萌えキャラと共に、宇宙旅行をしながら物理学をそれも、 古典的ニュートン力学を勉強している感じです。 真剣に物理の教科書の副読本に収録したらいいと思います。 私は、SF読みでも、小説の完成度を重視するタイプなので あんまり考証は、つっこみません。多少無理スジでも、小説としておもしろければ、いいかなぁと思うタイプなので、、。
しかし、やっぱりちょくちょくホラー系の作家さんの隠しても隠しきれない特色は、 出てます。「灰色の車輪」とか、「性交体験者」とか、、あと「盗まれた昨日」も、、。
面白かったのは、「時空争奪」と「灰色の車輪」かなぁ?? 私基本的に、あんまりホラーは得意じゃないので、 こういうSFっぽい作品を書いていただけると嬉しいです。
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