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にじいろのさかなとおおくじら
世界の絵本
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コメント・書評 |
平穏をつくりだすわざ。
wildflower
Jul 30, 2009 1:54:19 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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マーカス・フィスターさんの『にじいろのさかな』シリーズ第3巻。 『にじいろのさかな』 『にじいろのさかなしましまをたすける!』につぐ今回は おおくじらが登場。さて……?
ドイツ語の原著では「Der Regenbogenfisch stiftet Frieden」とあるのが 裏表紙から分かります。 にじうおが平穏をつくりだした、というような意味になっていて それがおおくじらとどうリンクするのかしら、という別の興味も湧いてきました。
第2巻であたらしくなかまになったしましまさかなと一緒に みんながたのしく過ごしている、ある日。 おとなしくて、としとったくじらが にじうおたちの前に現れます。
ぷらんくとんが豊富なうえに きらきらとひかるさかなたちが泳ぐ姿はなんてきれいなんだろう! そうしてその眺めにうっとりとしながら、くじらはそこに居ることにしました。
さて この闖入者ににじうおのなかまたちはどうしたでしょう?
ぎざぎさひれのさかな、というキャラクターは いつでもちょっと、重要な役目を担っています。 前作もだけれど、今回も 彼の、ほんのちいさなひとことで、騒動が起きてしまったのでした。 彼はいかにもどこかにいそうなタイプであり だからこそ、決して憎めないのですが……。
彼のことばを辿っていくと いかに”相手をしらない”ことがうたがいを生み それがおそれとなってまわりにひろがっていくのか ほんのちいさなきっかけでかんたんに”ひどいさわぎ”に なってしまうかがよくわかります。
後半を読みすすめていくにつれて にじうおのはたらきで、次第に平穏が生まれていくようすが ゆっくりとつたわってきました。
なるほどな、と思ったところです。 |
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