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赤い星
ハヤカワSFシリーズJコレクション
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コメント・書評 |
設定、知識を詰め込めるだけ詰め込んだ著者渾身の一作、帝政ロシアに支配された江戸の町
読み人
Jul 1, 2009 6:20:27 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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本書は高野さんの最新作になります。
帝政ロシアに支配されている江戸の町が舞台(主に)。 テレビは流行した後に廃っちゃっててネットが異様に発達しているという設定です。 花魁の真理奈、ハッカーのおきみ、その幼馴染、龍太郎、 ロシア人では、暗殺されたといわれる、ドミトリー皇子、そして彼を暗殺したといわれる ボリス・ゴドゥノフ。などが登場し、入り乱れて活躍します。
吉原があるのは、江戸の町なのでいいとして、アキバも存在したり シベリア横断ウルトラクイズが行われていたり、 (こっちは、まさに命がけでしょう) 兎に角舞台設定、世界観がキーのこの作品。 著者が、ロシアについて調べに調べただけあって、設定の背後にある裏設定など知っているとにやりとできるものがいっぱいなのですが、(私には、よくわかりません) 作者が調べに調べて、色んな要素をちょっと、 詰め込みすぎてその分、メイン・ストーリーとストーリーテリングが弱いかなぁ、、と。 (小説ないの時間軸の設定からくるものもあります) 著者自身もあとがきで、長編のアイデア二三本ぶちこんでやりすぎたかもって 言っています。 歴史改変ものというより、ネットが発達しているということで サイバーパンクみたいな要素もあるし、西洋趣味も含めたこういう 世界観がお好きな人には、いいと思う。
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