コメント・書評 |
私たちは不可逆な流れ
GTO
Jun 29, 2009 7:30:08 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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話は、いきなりマンハッタン島を遊覧する観光船サークルラインから始まる。そして、観光船から見える風景の中から、一気に野口英世の胸像へとズームアップされていく。もうこの後は、息をつかせず分子生物学の世界に引き込まれる。とにかく、話運びがうまい。アナロジーも適切なものが多い。 そうして、読み手はオズワルド・エイブリー、アーウィン・シャルガフ、キャリー・マリス、ロザリンド・フランクリン、エルヴィン・シュレーディンガー、ルドルフ・シェーンハイマー、ジョージ・パラーディと現代生物学の偉人たちと出会いながら、現在の到達点へと案内される。 科学の世界の明るい面ばかりでなく、ダークサイドも避けず、科学者のえげつなさ、エキセントリックな面、焦りなども描いていて、好感がもてる。これもまた等身大の科学者たちを知ることができる1冊である。こんな本を身近にいっぱい置いてあげれば、理科離れなんかなくなると思う。 |
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