コメント・書評 |
徒手空拳の僕らでも
くにたち蟄居日記
May 10, 2009 3:56:15 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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著者の本は フェルマー、暗号解読に次いで 三冊目である。読みはじめたら止まらず 一気に文庫本二冊を読んだ。
ビッグバンに関してほとんど知識が無かったので 本書は読んでいて驚きの連続である。文系の僕にして かなり理解を得たという気になったのは 抜群の著者の話術である。実際 科学は サイモンシンという語り部を得た事に感謝すべきではないかと思う。それほど読ませるからだ。
本書を読むと勇気が湧く。人間は古代から その知恵を絞って宇宙を考え抜いてきた姿が感動的だからだ。実際人間は徒手空拳で ここまで宇宙モデルを組み立てて来ている。古代の人が 太陽の影だけで 地球の大きさを測ったわけだが 現代の僕らが持っている「道具」も大きく見れば 余り変わらないはずだ。なにせ 宇宙論を考えるにあたっても 僕らは現状火星にも行けていない状況である。そんな「徒手空拳」で 宇宙の歴史とモデルを考えていく人類の知性の働きには やはり感動するしかない。
繰り返すが 僕らは古代の人間と そんなに変わっているわけではないのだ。特に 宇宙に流れている時間から考えてみれば。 |
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