インディゴの夜 創元推理文庫 Mか5−1 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。最速24時間以内に出荷可能。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 書評詳細

-

インディゴの夜  創元推理文庫

インディゴの夜(東京創元社) 加藤 実秋著
税込価格: ¥714 (本体 : ¥680)
bk1ポイント倶楽部P 6ポイント(1%進呈)
国内送料無料でお届けできます
出版 : 東京創元社
サイズ : 15cm / 294p
ISBN : 978-4-488-46801-9
発行年月 : 2008.3
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 24h

(?) 出荷までに要する日数について
(?) 配達方法について

> 収録作品一覧へ
-
-
この本を 冊買う



10冊以上買う
(?) お困りの方
-
-

内容説明

【創元推理短編賞(第10回)】

ソーシャルブックマーク


JavaScriptがオフの場合にはご利用いただけません。
(SBMって?)

コメント・書評

題名は「Clubインディゴ」とかでよかったのでは?
A-1
Mar 4, 2009 1:30:42 PM
評価 ( マーク )
★★★★

『Club インディゴ』

…字面を見てみると、これもイケテナイか…(^^;

とにかく表紙がちょっと失敗していると思う。
というか、インターネットのサイト画面などで見ると、一番手前が主人公晶なのか?とも思えるが、その人物の被っているパーカーがボブカットにしか見えず、内容に魅力をかき立てられない。(実際はショートの少年)
この出版社さんにはよくあることだけれど、表紙とタイトルのセンスにはよく残念に思う。

しかし、実物をよく見ればお洒落にコーディネイトしてある方ではあるかな?
でも、惜しいかなインパクトが薄い。
(よく贔屓にしている出版社なので、実体を知っているならば全体的に内容で勝負しているからなのだろうと擁護も出来るけれど…)

『インディゴ』と聞くと、イメージするのは濃い海の色や夜の色でいて、暗いイメージがある。
私の地元阿波では藍の色をそれに当てはめて言うが、その染め上がりの色は「青は藍より出でて藍より青し」と表現するほどやわらかく明るい青色である。
この作品は、むしろインディゴで連想する夜の色より染め上がりのこの明るい色に見える。

ホストクラブである「Clubインディゴ」の営業の描写があまり濃厚でなく、むしろそこで働く若者たちの探偵活動の方が物語の主であるからかもしれないが、単に書き込みの甘さからくるものではないか?とも思える。
センスの悪くないキャラ付けは沢山あるのだが、なんだか薄っぺらい感じが否めない。
登場キャラが沢山居すぎるせいだろうか?
まるで劇原作のように、一人一人のキャラクターの肉付きが少なく、奥行きが感じられない。
あるべき描写が与えてもらえなくて歯がゆいというか…。
描写が足りないなら、行間を読む作業をすればいいのでは?とも言えるが、そういう問題でもないように思える。
裏付けを設定してあるのだろうが、とにかく裏付けの書き込みが浅いのだ。
まず主人公が浅い。(ひょっとしたら主人公という位置づけでは若干ないのかもしれないが…)
晶とが男っぽい名前だと言われても、字面でそうとは読めないのは失敗してないのだろうか?とも思う。
職業がフリーライターで、変なノウハウ本のゴーストを主な生業としているようだが、それにしても仕事量が少なそうで心配する。(余計なお世話ではあるw)
「インディゴ」での売り上げがあるのかもしれないが、その生業自体の描写も全く現実味が無く、曲がってもホストクラブのオーナーらしい生々しさや気骨が微塵も感じ無い。
友人知人は物語の中だけで展開し、過去は絵空事のようで類推は挟めず、愚痴を言ってみても早々に言外に諦めているような感じにもしがらみやこだわりが見えない。
バックグラウンドの広がりが無いのだ。まるで箱庭のように世界が閉じているように感じる。(読み手がまずいのか?w)
まあ、それはそれで、そこが読みやすいのだとも言える。
生々しい内容があっても、字面には引くが、スケベたらしく書き込むこともなく、それが事実としてさらっと読めるのは、若手女性作家ならではの良い持ち味になっているとも言える。
「根拠の見えない仲良し素人探偵集団」という漫画チックな設定であるが、軽妙な語り口は読みやすく、もしNHKか民報深夜番組あたりで脚本化されれば良質なドラマになるのではないかと思う。

探偵風読み物である体裁であるくせに法的な齟齬のあることにつっこみ、人物描写の甘さにツッコミ、しかし、まあ面白くなくはなかった。

推薦「解説」にもあるように、謎の敏腕マネージャー『憂夜』の過去も気になるし(この先明かされるかどうか不明だが…)、アフロヘアで客の顔と名前が覚えられない『ジョン太』猿顔だが元はならしたナンパ師らしい『犬マン』2mの長身のキックボクサー正義感の好男子『アレックス』等、インディゴのホスト達もそこそこ魅力的だ。

次作もそのうち読んでしまうに違いない。
この書評はいいと思った・・・
 
現在の投票 はい:2人(100%)  いいえ:0人(0%)


書評ポータル

新着書評一覧