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不干斎ハビアン
新潮選書
神も仏も棄てた宗教者
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内容説明
禅僧から改宗、キリシタンの第一人者として活躍するも、晩年に棄教。既成の信仰を超える独自の境地に至った男・不干斎ハビアンは、宗教の敵か、味方か? その謎多き生涯と思想から、日本人の宗教心の原型を探る。
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コメント・書評 |
今頃ハビアンについて書いた本もあるものだ。
オタク。
Jan 25, 2009 12:25:52 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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一頃、ハビアンに関心があって何冊か読んだ事があるが、今時ハビアンについて書かれる方もいるものだ、と思って購入した。「妙貞問答」が完本として初めて出版された教文館から刊行されている「キリシタン文学双書」を読んでいるのもあるし。 といっても主に「妙貞問答」と「破提宇子」しか俎上に上がっていないので、彼が関係した「天草本『平家物語』」のようなキリシタン関係の書籍について触れていないのは不満が残る。 著者が真宗僧侶だけあって、ハビアンが「妙貞問答」で浄土真宗について殆ど触れていないのを残念がっている。彼が真宗門徒が多い北陸出身とされるのもあるのだろう。「妙貞問答」の中では浄土真宗は親鸞聖人について談義本で語られているような事しか書いていないし。 しかし当時のキリシタンであるハビアンに真宗とプロテスタントの近似性を論じさせるのは、ちょっと無理じゃないかしら?第一、ハビアンがプロテスタントの教義を詳しく知っているとも思えないし。 ハビアンは元は臨済宗の僧侶とされるだけあって、教義の論戦については臨済宗の僧侶時代に身につけたのだろう。「妙貞問答」も「破提宇子」も興味深い文献だが、教父達の異端反駁書みたいに重箱の底を突っついたような批判をしているから「才子」扱いされるのも仕方がないだろう。 それでも当時のキリシタンの中でまとまった形の著作等が残っているのは彼しかいないので、彼の存在は重要なのは変わりがない。 |
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