予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 書評詳細

-

予想どおりに不合理
行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

予想どおりに不合理(早川書房) ダン・アリエリー著
熊谷 淳子訳
税込価格: ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
出版 : 早川書房
サイズ : 19cm / 345p
ISBN : 978-4-15-208979-3
発行年月 : 2008.11
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 購入できません
-
-
弊社では現在お取り扱いができません


-
-

内容説明

偽薬は高価だと信じていた方が効き、2択に加えたおとりの選択肢で判断が変わる…。こんな不合理な人の行動も、実は系統的で予想可能!? 行動経済学研究の第一人者が、ユニークな実験で人を動かすものの正体を解き明かす。

ソーシャルブックマーク


JavaScriptがオフの場合にはご利用いただけません。
(SBMって?)

コメント・書評

予想以上におもしろい
arayotto
Jan 4, 2009 5:50:39 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

テレビの雑学番組でこんなことを言っていた。

薬の有効成分は、本当は3割程度の量で充分だが、それだけの量では薬を飲んだという満足感や安心感が得られないため、残り7割ほど(安全な)添加物を加え、飲み応えのある量にしているのだとか。

有効成分が一切ないのに、例えば小麦粉などを、白衣を着た権威ある医師(らしき人)から処方されると、よく効く薬と思い込み、病気も直ってしまうプラシーボ(プラセボ)効果というものもある。


まったくもって人間てのは、理性的合理的な顔をしながら、なんて不合理にできているのだろう。

でもその不合理は予想外なんかじゃなく、予想どおりでもあるのだ。


ダン・アリエリー「予想どおりに不合理」
2008年暮れから読みはじめ、2009年三が日に読みおわった、年越しの一冊。早くも2009年上半期「じつにおもしろい」本トップ3にランクインである。


この本に書かれてあること
~相対性の真理/ゼロコストのコスト/社会規範のコスト/予測の効果~などを、
漫才やコントのネタにある「あるあるネタ」の、行動経済学バージョン、なんて言ってしまっては経済を学ぶ人に怒られるだろうか。


でも本書に挙げてあるいくつかの例は、まさに誰にでもある「あるある」なのだ。

例えば、本書に書いてある事例に似たことで、こんな事はないだろうか。

アマゾンで1500円以上配送料無料につられ、今すぐ必要でない本を足し、1500円を超える価格にして配送料無料にしたが、ついでに買った本を未だ本棚の片隅に置きっぱなしの人、

明日からジョギングを始めようと決意し、翌朝起きたら雨だったので、さらに次の日をスタートの日に先延ばしにした人、

映像編集なんてやらないのにいつか子どもが生まれた時のためにと、映像編集ソフトをインストールした、膨大なハードディスク容量、最大メモリ容量のパソコンを買ってしまった人、

仕事に必要な本と一緒に好きな作家の新刊小説や趣味の雑誌を買い、合わせた金額の領収書を経費にしてしまっている人。

ひとつでも当てはまる人は、
この本を、読んではいけない。絶対に薦めない。
ショックを受けるからだ。


なんたって帯の文句からしてこうだ。
「あなたが無駄使いするのは、前もってわかっている!」

有無を言わせぬ断言だ。


怖いものみたさで人間の不合理さを知りたい人は読むがいい。むしろ一日でも早く読む方がいい。

じっくりと冷静になって考えてみればあの時あんな選択や行動を起こさなかったのに、なぜあの時は理屈に合わない不合理な選択や行動をしてしまったのか。
それらはすべて「予想どおり」だと本書は言う。

だから一日でも早く読み、不合理な行動を起こさないよう身を引き締めねばならないのだ。
特にこの未曾有の不況においては。



実は今も私は悩んでいる。
昨年の暮れ、新聞の折り込みチラシに誘惑的なものが入っていた。大手のスーパーのチラシだ。
2009年1月4日に、そのチラシを持っていけば、お正月特別割り引きとして、1000円以上お買い上げに300円、3000以上お買い上げに1000円割引となるのだ。

約1週間ずっと保管し、さあ、今日はその1月4日。
本書を読む前は、必ず足を運ぶつもりでいた。

特に今買いたいものはないが、こんなお得なチャンスはないと、「なにか」を3000円分買うつもりでいた。
しかし、本書を読み終えた今、悩む。
「予想どおりに不合理」な罠に引っかかるまいと理性と戦う2009年初頭の、私がここにいる。

この書評はいいと思った・・・
 
現在の投票 はい:7人(100%)  いいえ:0人(0%)


書評ポータル

新着書評一覧