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訴えられたらどうする!!
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コメント・書評 |
「訴状が来て、一回目の呼び出しに欠席すると負けを認めたことになる」って知ってました?
銀の皿
Nov 13, 2008 4:43:54 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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「まっとうに生活していれば、いきなり訴状などが送られてくるはずはない。」と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、現実は結構そうでもないようです。裁判の件数が年々増加しているのは事実のようですから。 「訴状が来たらどうしたらいいのか?」・・表紙にはタイトルとともにこうも書かれています。この本は主に民事事件の裁判について、「実際に訴状が来たら」という前提で裁判がどんなふうに進行するか、に従って書かれています。訴状や書面の形式なども載っているので具体的でわかりやすいです。平均何日ぐらいかかるものかとか、弁護士の費用は?とか、確かに実際我が身に降りかかったら、と気になることが書かれています。書式などのページもかなりあるので、本文は100ページほど、短時間で読めてしまう本です。裁判ってどんなものか、についてこのぐらい知っておいても損はないでしょう、という内容でした。 例えば、最初に訴状が来て、一回目の裁判の呼び出しに欠席すると言い分をすべて認めたことになる(民事訴訟法159条)などは、たとえ全くの冤罪でも、訴状が来た場合には知っておかないと困ることです。
ただ、どうしても「裁判」となると「勝った負けた」が結果になるわけなので、本書もだんだん「どうやったら勝つか」「どうやったら負けないか」に話がなっていきます。ほんとは「裁判にならずに解決するにはどうしたら」という根本が大事だと思います。が、それはこの本の範疇外、ということなのでしょう。裁判が少なって弁護士さんも出番が少なくなるほうがよいのでは?ま、意地悪な見方をすれば、この本だって「負けないために専門家(弁護士)を活用してください」という、弁護士さんの宣伝ともとれますけどね。
しかし、裁判とは実際にはどのようなものか、はほんとに知らないな、と思わされました。「あなたは訴えられています」という名目を使った「詐欺」が減らないわけです。 「裁判員制度」は(刑事裁判に限られるそうですが)来年の春には実施されます。でも、裁判についての知識といえばテレビドラマの裁判シーンだけ、ではやっぱりまずいのではないでしょうか。改めて、「裁判ってどんなもの?」という知識の浸透があまりないまま、始まってしまう裁判員制度に不安を隠せない、というのも読後の感想の一つです。 「身に覚えのない」場合の不測の事態に備えて、いや常識としてでもいいですが、裁判の事、このぐらいは知っておきましょう、という本でした。
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