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野菜万歳  現代風俗
風俗学としての農と食

野菜万歳(新宿書房) 現代風俗研究会編
税込価格: ¥2,310 (本体 : ¥2,200)
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出版 : 新宿書房
サイズ : 21cm / 202p
ISBN : 978-4-88008-388-9
発行年月 : 2008.6
利用対象 : 一般

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内容説明

これまで変化の少ない民俗学の領域で捉えられてきた農と食を、変化の学である風俗学の観点から捉える。風俗としての野菜、野菜の現場、農業のいま、思い出の野菜についてなど、農業や野菜に関する論文を収録。

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コメント・書評

野菜のハナシ、てんこもり!
ひろぽん
Sep 25, 2008 1:24:36 AM
評価 ( マーク )
★★★★

 編集を担った会の年報第30号ということで、長編論文ばっかりだったらどうしよう、と不安もよぎったが、なんの、全くの杞憂。野菜万歳と書いて「やさいまんさい」と読まし、「ばんざい・マンザイ・満載」と3通りの読み方そのとおり、野菜への賛歌が面白おかしくてんこもりであった。野菜ジュース飲み比べレポートあり、料理人側からの寄稿あり、トウガラシ考、うどんや大豆の話・・・。なかでも、食糧生産史上欠くことのできない下肥と、女性の立小便をからめたレポートの切り口は面白かった。女のタチションって、何なん?とがっちり惹きつけておき、汚れネタであるにもかかわらず、読後はご先祖様たちのささやかで等身大の叡智に誇りを覚えた。
 また、会員各人の野菜への思い入れコラムにも多くのページを割き、会報であるのだな、と慮られ、これがまた、皆さん自由闊達饒舌流暢に語られ、気楽に読ませてもらえる。会の重鎮とみられる方に至っては野菜賛歌がテーマである本書にして「ワシは野菜は嫌いや」との豪語である。懐の深い会報である。
 関西を拠点にする会ゆえに、どうしても、他地方からしてみれば馴染みや実感が湧きにくい題材もあろうが、普遍的なところは外れてないので、野菜好きも野菜嫌いも楽しめる1冊である。
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