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「悪いこと」したら、どうなるの?
よりみちパン!セ
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コメント・書評 |
TVやネットにあおられずに、せめてもう少し考えてみよう。
ちひ
Sep 9, 2008 12:00:11 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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中学生向けの「よりみちパン!セ」シリーズ、今回は少年犯罪と、犯罪の後のことについて考えている。例によって大人が読んでも良い内容、いや大人こそが読むべき内容と言えるかもしれない。 本は、扉や目次や前書きからではなく、まず漫画から始まる。相手を死に追いやるような罪を犯した少年たちや、その家族たち、また死に追いやられてしまった少年の家族たちを描いた、非常に重い内容の漫画である。人を死に追いやる犯罪は、言葉にならない「やりきれなさ」ばかりをいかに生みだすのか。それが、こちらが逃げ出したくなるような迫力で伝わってくる。この漫画家(武富健治)の作品は今まで読んだことがなかったが、多くの事実をもとにして、この密度、この奥行き、このラストで描けるのは、すごいと思う。 漫画の後は以下のような章立てである。 第1章 子どもでも、死刑になるの? 第2章 「少年法」は、子どもを守ってくれるの? 第3章 「少年院」って、どんなところ? 第4章 「少年法」が改正されたのは、なぜ? 第5章 犯罪少年の家族は、どうしているの? 第6章 被害にあった人は、ゆるしてくれるの? 少し前まで、少年犯罪と大人の犯罪との線引きはどのように行われていたのか、そこにはどのような願いや期待があったのか、そして今はそれがどのように変わってきているのか、その原因は何か、そして、いま私たちが考えなければならないことは、しなければならないことは、何だろう。 読んでいて、ため息をつきながら空を仰いでしまうことが何度もあった。たぶん我々は、少年犯罪にまつわるいろいろなことを実際にはまったく知らないのに、TVのバカが視聴率を稼ぐために無いこと無いこと(有ること無いこと、ではない)言ってるいるのを真に受けすぎていて、知ってるつもりになっていすぎるのだ。 ネット検索で知識ばかり詰め込んでも2ミリだって賢くはならない。ちょっとだけで良いから、ブラウン管も液晶もプラズマも消して本を読もう。そして、もっと、自分の頭でしっかり考えよう。 |
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