コメント・書評 |
なんていうか一番卑劣なのは女子供を人質にして、ついでに己の欲望を満たそうとする輩で、今で言えばテロリスト、一昔前は帝国軍人、憲兵、特高、そういった連中なんです。少女、危うし!
みーちゃん
Aug 21, 2008 6:58:52 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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眼を見張るような分厚さで、429頁というのは今までの本のほぼ倍。いやはや、予想外に速い出版ペースもですが、このヴォリュームにも驚きです。それについて、冲方はあとがきで
いよいよ悪ふざけも、さらなる展開点たる四巻目に突入――新キャラ登場、アドレナリン全開でまさかの四百ページ越え。もはや悔いなし書き損じなし叱られてもお構いなし。 懇意の脚本家さんから“弾丸文章”と評されたバラバラ文体もさらに加速し遠慮会釈なし。 富士見書房から刊行されるもう一つのシュピーゲルとのリンクもますます複雑に見境なし。
とあります。実は、もう一つのほうも、これまた大冊。お値段が安いのは歓迎ですが、こんなに出されると、私はついて行けない、マニアでない読者も思いに配慮なし。とまあ、書いたんですが実は、今回のこの本、イマイチこの小説世界の組織関係を理解できなかった私にはありがたいサービスがありました。それが巻頭についているオーストリア国防軍とミリオポリス治安機構の組織図です。
ちなみに、これは『スプライト』にはついてません、ザマーミロ!って。それにカバーイラストに関しては、ダントツ『オイレン』の白亜右月のほうがいいし、カバーデザインだって design CRES のほうが、ってまあ、これは同じか。いやいや、よく考えりゃ私、『スプライト』も読むんそっちにも組織図欲しいんですけど・・・
で、早速それを利用してこの巻のMPBミリオポリス治安機構の面々のご紹介。
夕霧・クニグンデ・モレンツ:MPB遊撃小隊ケルベロス隊員、白犬
陽炎・ザビーネ・クルツリンガー:MPB遊撃小隊ケルベロス隊員、紅犬
涼月・ディートリッヒ・シュルツ:MPB遊撃小隊ケルベロス隊長、黒犬
吹雪・ペーター・シュライヒャー:MPB接続官、ケルベロス隊担当
ミハエル・宮仕・カリウス:MPB中隊〈怒涛〉隊長
オーギュスト・天龍・コール:MPB大隊長
フランツ・利根・エアハルト:MPB副長
マリア・鬼濡・ローゼンバーグ:MPB専属医
パウロ神父:元”特甲児童”製造管理顧問
リヒャルト・トラクル:支援型テロ組織プリンチップ社エージェント
以上でほぼ網羅。で、今回のお話、個人的には陽炎とミハエル中隊長との恋愛を軸に読むのが正しいかと。でも、それはカバー折り返しの案内
空港で旅客機が占拠された。首謀者の男―― パトリックを捕らえ空港内留置所に拘束する も、中国服の武装集団に襲撃される。いきが かり上、パトリックと共闘することになる涼 月。一方、テロリストが市民200名を人質に、 空港の一角を占拠。陽炎も人質となり、両手 に爆弾のスイッチを握らされる。テロリスト の中には、〈レベル3〉の特甲児童、双子の 兄弟の姿もあった・・・・・・。クールでキュートで グロテスクな“死に至る悪ふざけ”、第4幕。
からは分かりません。これこそ読んだものだけが分かる特権。最後に章のタイトル列記します。
第壱章 Dog Days 炎天下
第弐章 Dog Eat Dog とも食いの群
第参章 Wag the Dog 尾が犬を振る
EPILOGUE 00:07:04
あとがき |
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