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流星の絆

流星の絆(講談社) 東野 圭吾著
税込価格: ¥1,785 (本体 : ¥1,700)
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出版 : 講談社
サイズ : 20cm / 482p
ISBN : 978-4-06-214590-9
発行年月 : 2008.3
利用対象 : 一般

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内容説明

【新風賞(第43回)】「兄貴、あいつは本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」 惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった功一、泰輔、静奈の3兄妹。14年後、彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹・静奈の恋心だった。

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コメント・書評

家族愛
kumataro
May 29, 2008 10:10:40 PM
評価 ( マーク )
★★★★

流星の絆 東野圭吾 講談社

 功(小6)、泰輔(小4)、静奈(小1)の3きょうだいが、被害者としてかつ加害者として活躍する小説です。「ホームレス中学生」田村裕著のきょうだいたちを思い出しました。
 舞台は横須賀市から横浜市へと移っていきます。出だしの殺人事件発生はショッキングです。毒には毒をもって制するということわざどおりの展開です。心理戦のやりとりが続く。作者の人間観察眼があまりにも的確なところが嫌味でもあります。わたしは、戸神政行の妻があやしいと推測しました。
 482ページの長文でありながらこの読みやすさはどうしてだろう。すらすらと読み進んでいく。刑事コロンボで、意図的に相手の指紋を絵画につけさせる場面があった。同様の手法をとると判断できた。シー(静奈)のだました相手も動くだろう。推理記述では作者の自問自答が繰り返される。そうしながら読者を欺(あざむ)く手法と捉(とら)えました。
 物語からははずれるのですが、作者はなぜ九州の「有明海」を知っているのか。わたしにとって、そこが作者に関する秘密のベールに包まれています。
 この本は今年になって突如勃発した27年前の「ロス疑惑」三浦和義事件の予言書のようでもあります。403ページ付近の高山久伸と戸神行成のバッティングは奇想天外です。ちょっとありえない。それにしても行成はいい男(ヤツ)です。犯人探しの結末はすごい展開になってしまいました。
 そして後半、なんだか作者に振り回されました。
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