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男性不信
本人本
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コメント・書評 |
人間関係は全て自分次第
佐伯洋一
Apr 1, 2008 9:50:40 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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ブスに厳しい男性に対する不満がタラタラと綴られている。確かに思い当たる節もある。男の悪いところは、美人には優しくブスには厳しいところにあるかもしれない。中にはそれが如実に出ている人もいるから困ったものだ。振り返って、男性同士の人間関係を見ていても、自分にとってメリットのある人間にはまともに接するが、何の役にも立たないいわば下位グループに属するような男に対してはほとんど相手にしないという現象は誰しも見てきたんではないだろうか。 要するに、ブスだからとかいうよりも、人間として魅力がない者は、人間社会の中で下位に立たされることは何ら不思議ではなく、やむをえないことだ。みんな同じに扱って!と慨嘆してみた瞬間にいかに自分が馬鹿なことをいっているかわかるだろう。その総合評価のなかに、容姿も含まれることは言うまでもない。容姿も立派な才能である。だが、容姿にばかり気を取られれば、本質を見失い、痛い目を見るのはその人なのである。 ブスだけは男におごってもらえないとか料金設定が高くなるとかいうが、自分という人間のレベルがその人にとってその程度ならそれは嘆いても仕方ない。もっと己を磨くべきだ。 本書のえらいところは、そうした不満みたいな話を下らぬジェンダー論にまで貶めなかったところだ。まあ、これくらいなら不満ある者の支持は得られるだろう。しかし、たとえば虐められるデブと愛されるデブがいるように、その人の生き方一つで周囲はガラリと変わることに気付いてほしい。たとえブスでも、友達が多く明るいよく気のつく女性を誰が馬鹿にするものか。結局、周囲の扱いに不満があるものは、原因は全部自分にある。自分次第で周りは変わる。女性による「男性は・・」また男性による「女性は・・」というのは大体逃げである。ちなみに、美人にだけ優しい調子のいい男など素直でかわいいもので、ホントにもてる賢い男は、ブスにこそ優しくする。美人は優しくされることになれており、むしろマイナスなことさえある。本書に載っているような男は、ただの単純な馬鹿であるのは、男性の多くが感じることではないだろうか。少なくとも私などは、思い浮かぶ友人の顔からして、なるほどと思ってしまったが。 男が女を尊敬しなくなったことが熟年離婚などの諸悪の根源だというが、むしろ逆で、明治大正昭和と順々に女性への尊敬は高くなっているだろう。戦争の時代は強さこそが尊敬の対象であり、女性の地位は絶対的に低くなる。 要するに、社会学的には滅茶苦茶な話ばかりだが、強く共感を得る人もいるだろう。こういう本がもしかしたら売れるのかもしれないが、それで喜んでいるだけではただの自虐主義者で終わってしまう。男性の視点から見ても許せないバカな男の話もたくさん載っているが、返す刀で女性の方が・・と反論するのはバカバカしい。 本書に出ているような男性たちは女性が相手にしなければよい。そして、本書のような馬鹿なことをいう女性も男性は相手にしなければよい。それ以外本書で実用的に得られる情報はない。
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