コメント・書評 |
第7巻はファンのための1冊
ざわ・・・ぶろぐ
Feb 10, 2008 8:53:42 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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内容は物語の本筋ではなく、短編と中編が収録されている。 7巻にはSide Colorsという副題がついているが それにちなんでか、各編のタイトルには色が使われている。
「少年と少女と白い花」 170ページ程度の中編。 ロレンスと出会う前のホロが、少年と少女の小冒険に遭遇。 なんだか既刊の話を想起すると、それほどは楽しめなかった。 驚きの展開を期待していて、何もないまま終わってしまった感じ。 タイトルに『狼と香辛料I』の最後のようなカタルシスを期待していて、以下略。
「林檎の赤、空の青」 45ページ弱のさらっとした短編。 しかし読後感は上記よりもこちらの方が濃密だった。 前述の後なのでロレンスとホロの会話がいっそう引き立てられる。 言葉遊びを交えた掛け合いに思わず頬が緩んでしまう。 商人の生活が描かれているのもまたこの作品の魅力。 ただタイトル、特に「空の青」には大した意味を感じなかった。
「狼と琥珀色の憂鬱」 シリーズ初のホロ視点で描かれる55ページ。 新鮮味があって、流れるように読んでしまう。 ホロのモノローグをロレンスの視点で読むと、面白い。 ああ、こんなふうにあしらわれているんだな、と感じられる。 この話はタイトルも好印象。
(内容的には)6巻の続きとなる8巻が待ち遠しい。 |
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