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普通の家族がいちばん怖い
徹底調査!破滅する日本の食卓

普通の家族がいちばん怖い(新潮社) 岩村 暢子著
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版 : 新潮社
サイズ : 20cm / 222p
ISBN : 978-4-10-305851-9
発行年月 : 2007.10
利用対象 : 一般

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内容説明

「個性」重視、「私中心」の行き着く先は…? 正月とクリスマス、2大家族イベントを徹底リサーチ。223世帯への調査、76枚の食卓写真と720の主婦の証言から、家族の歪んだ幻想を解体し、その実像を探る。

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コメント・書評

現代の家庭・食卓のするどい危機の指摘
Kana
Nov 21, 2007 9:35:21 PM
評価 ( マーク )
★★★★

本書のタイトルからは日常の食卓の問題点を指摘した本のようにみえたが,実際はクリスマスと正月の祝いかたや料理についてのアンケートをもとにした分析が大半をしめている.つまり,むしろハレの食卓についての本である.

最近の日本では正月はしだいにハレの座からひきずりおろされ,かわってクリスマスにハレのやくわりがあたえられている.このハレの場をもりあげるために,中学生・高校生にまでもサンタクロースのプレゼントがおくられる.とはいっても,ハレの場をつくるのに家族が共同作業をするわけではなくて,それぞれバラバラに自分のやりたいことをやり,たべたいものをたべる.

アンケートにこたえた主婦のおおくは,おせち料理など日本の伝統を継承していくべきだし自分もそうしたいと書きながら,それとはまったく反する行動をしているという.著者はそこにするどい危機感を感じている.これだけの情報から結果をどう解釈したらよいのか私にはよくわからないが,現代の家庭・食卓への警鐘として,読むべき本だとおもう.
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