ゴーレム100 未来の文学 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。最速24時間以内に出荷可能。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 書評詳細

-

ゴーレム100  未来の文学

ゴーレム100(国書刊行会) アルフレッド・ベスター著
渡辺 佐智江訳
税込価格: ¥2,625 (本体 : ¥2,500)
bk1ポイント倶楽部P 25ポイント(1%進呈)
国内送料無料でお届けできます
出版 : 国書刊行会
サイズ : 20cm / 498p
ISBN : 978-4-336-04737-3
発行年月 : 2007.6
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 24h

(?) 出荷までに要する日数について
(?) 配達方法について
-
-
この本を 冊買う



10冊以上買う
(?) お困りの方
-
-

内容説明

22世紀のある巨大都市で召喚された新種の悪魔をめぐる魂と人類の生存をかけた死闘が今始まる−。軽妙な語り口とグラフィック遊戯が渾然一体となった、巨匠ベスターによる最強にして最狂の伝説的長篇。

ソーシャルブックマーク


JavaScriptがオフの場合にはご利用いただけません。
(SBMって?)

コメント・書評

これがSFというものですな。
わたなべ
Aug 14, 2007 12:25:27 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

もちろん『虎よ、虎よ!』はマイフェイヴァリットSFなのだが、後期の作品はいまいちと聞いていたのでこれまで読んでいんかったのだが、ここにきての世間の大絶賛に遅ればせながら読んで見たのだった。そしたらば、いやあ、大変面白かったですよ。
二十二世紀のニューヨークを舞台に、ブルジョワの有閑マダム「蜜蜂レディ」が退屈しのぎの戯れに悪魔召還の儀式を執り行い、イドの怪物たる「ゴーレム100」を本人たちも知らないうちに都市に舞いおらせ、その残虐きわまる連続殺人事件を、担当捜査官のヒンドゥー教徒インドゥニ、何故か殺人現場にいつも居合わせる天才化学者ブレイズ・シマ、その素行調査を依頼される黒人の美人精神工学者グレッチェン・ナンの三人が追ううちに、事態は思わぬ展開を見せる、という娯楽大作である。とにかくきわめて効率的に練られたスピード感溢れるプロットに、やたら細かく設定されていると思しいガジェット満載の背景と人物、神秘思想と現代思想と科学思想がごっちゃになった地平で、馬鹿馬鹿しいほどに凝りまくった実験的な言語と馬鹿丸出しの卑語猥語の横溢でケバケバしく彩られた作品で、あれよあれよと読まされてしまうリーダビリティーも兼ね備えており娯楽小説としてはほぼ完璧な出来なんじゃないだろうかと思う。
印象としては大原まり子のある種の作品をめちゃくちゃブラックにして文章を濃縮還元したような作品である。ちょっとスキャナーズを連想させるような物語のラストの101の意味が実はまだよくわからないのだが、まあさらにパワーアップした!ということだと思っておけばよいのかもしれない。もっとも、もはやここまでくるとSFがどうとかいうよりもむしろラブレーとかジョイスとかそういうたぐいの作品の系列に置きたくなるわけだが、こんな作品が1980年に書かれたというのがちょっと驚きではある。ああ、評判が悪かったので読まなかった『コンピュータ・コネクション』も読みたくなってきたので再刊を希望。
この書評はいいと思った・・・
 
現在の投票 はい:5人(100%)  いいえ:0人(0%)


書評ポータル

新着書評一覧