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天と地の守り人
第3部
偕成社ワンダーランド
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コメント・書評 |
ありがとう愛しい人へ
はな
May 23, 2007 9:35:18 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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『精霊の守り人』を手にとり、初めてバルサとチャグムと出会ったのはもう10年近く前のことです。 「おれのことチャグムってよんで。さようならチャグムっていって」 弱く懸命だった幼いチャグムと、癒しきれぬ傷を抱いたままチャグムを慈しみ命がけで守ったバルサとの別れのシーンが心に焼きついて消えなくて、それからずっとこの2人を見つめてきました。 守り人シリーズの完結です。 作中でも時は流れ、チャグムはもう幼い子供ではない。それでもそのまっすぐさ、ひたむきさ、優しさは変わりません。国と国のぶつかりあい。この世界サグと異世界ナユグのかかわりから生まれる大災害。その混乱を誰も傷つかず傷つけずに越えたいと、それがどれほど困難であるかを知りながら願い続けています。そして、それがかなわぬ願いであると知りながら、一歩でもそれに近づけようと、必死でまさに必死で力をふりしぼり続けている。読んでいる立場としてもエールを送らずにはいられないその姿を、もちろんバルサも守り抜こうとします。チャグムよりはもっとずっとシンプルに、愛しいものを守ろうとするバルサも迷いのない瞳で闘い続けます。 そしてそのバルサの「帰る場所」としてあり続けたタンダもまた。 ラストを明かすわけにはいきませんが、彼らを見つめ続けてきて本当によかった。そう心から思う。ありがとう。 |
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