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最後のウィネベーゴ
奇想コレクション
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コメント・書評 |
今作は、犬も勘定に入れてあげましょう。
読み人
May 9, 2007 7:30:22 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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ちょっと変わったSFを独自の編集で日本オリジナルバージョンで 河出書房が、出しているこの奇想シリーズにコニ・ウィリス登場。 前作の「犬は勘定に入れません」と違い、短い!??。 (ほんと、長かったから、、。) SF書評界の御大、大森しゃんが、翻訳から作品選定の編集まで行っております。 あとがきに大森しゃんが、かかれてますが、選びすぎたため、 短編にしては、割と長い作品が多く、4編かしか入っていません。 短編集のときは、いつもはこういう書き方しないんだけど、 今回は、特別。 【女王様でも】 女性の生理をあつかったSF。 最初わからなかったけど、じわじわわかってきて、そうか、、と。 ウーマンリブの運動でウィリスって色々あるそうですが、 これは、どうとられるのだろう?? 【タイムアウト】 タイムマシーン関連で、こんな風に時間移動の証拠を 描くのは、ウィリスぐらいでしょう?? そのへんてこりんな、才能にあっぱれと、。 ただ、会話とか登場人物の興味とかは、女性特有の感じがもろに出て、 女性を描いてリアルと言う面では、凄いのだけど、 男性の私は、ちょっと苦手、、。 【スパイス・ポグロム】 スペースコロニーでの、異性人とのトラブルを 描いた、コメディです。 こういうどたばたしながら、実は、重大な、謎と言うか、テーマが しっかりその裏にはあってというのは、「犬は、勘定に、、」でもそうでしたが、 ウィリスの十八番(おはこ)って感じです。 このコロニーが日本風でかつ、買い物大好きの異性人が出てきて 部屋の中が、狭くなってしょうがないと、なるのですが、 これって、やっぱり日本人が、狭い部屋に住んでいるということまで、 含めて書いているのでしょうか?? 【最後のウィネベーゴ】 ウィネベーゴって、トレーラーハウスのメーカーの名前だそうで、 知りませんでした。 去り行くもの、去ったものを描いた、静かな感動の一遍でした。 過去の出来事も、段落を分けず、普通に書いてあるので、 最初混乱しましたが、読者が混乱することで、 登場人物自身のどうにも押さえられない過去のフラッシュバックみたいな、 効果をあげています。 大森さんが、どうしてコニーウィリスを推すのか、 私は、いつも不思議です。 なんか大森さんの好みとは、合わない気がするのですが、出版社とのしがらみとかで、なんか、ウィリスを続けて翻訳することになって、こうなったのでしょうか? ウィリスは、上手い書き手だということは、認めますが、 なんか読んでいて、作家の性が全面に出てきて、 女の人ってこうだよな、、リアルと思う反面。 注目点とか、会話とかで、なんでこんなにいっぱいこんなことを書くのだろうと 根本的な、観点の違いから、性差が感じられてちょっと苦手な一面もあります。 でも、短編集だと、いいかなぁ??。 |
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