コメント・書評 |
キザとツンデレの生態観察。
hamushi
Feb 27, 2007 11:01:17 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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和泉桂氏や崎谷はるひ氏の小説の挿絵で見かけて、オリジナルを読んでみたいと思って、見つけたのがこの作品でした。 蓮川氏の、どことなく古風で優雅な、そして独特の情の濃さを感じさせるキャラクターが、マンガのなかでどんな振る舞いをするのかと、興味津々だったのですが…なんというか、予想を超えるモノがありました。 主人公の山代は、今風の用語でいうと「ツンデレ」ということになるのでしょうか。あまりにも高いプライドゆえに、自分の本心を見逃したまま。迫ってくる奥村につれない態度をとりまくり、ふと本心に気づいたとたん、今度は目も当てられないほど動揺しまくるという、実にかわいい人でした。 そして相手の奥村は、現代日本社会に生息するとは思えないような、ウルトラキザタイプ。セリフの一つ一つに、キザ魂が充満していて、読むだけで脳内の妙な部分の血流がよくなり、活性化するような気がしました。 「これはまた…予想外にスレンダーな美人だね。実に私好みだ」 初対面の仕事相手(男)にこんなこという会社社長、ありえません。しかもこの奥村、死ぬほどキザなだけでなく、保護本能が旺盛で、エリートであってもどこか危なっかしい山代を、懐にそっと包み込むようにして、守ろうとします。絵のイメージにぴったりの、ひたすら濃いキャラクターに、心から脱帽しました。 |
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