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PEAR入門
PHP標準ライブラリを極める!
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コメント・書評 |
超初心者向けか上級者向けに二極化されがちなこの手の書籍にあって、一般向けといえるかもしれない
たむ
Dec 14, 2006 12:10:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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久々に書店のPC棚を物色していたらこんな本が。ぱらぱら見ると、「PHP単体の機能だけではなかなか実現できなかったスマートなコーディングを、PEARライブラリで実現」とのことなので、これはよさそうだと早速購入。「PHPの基本はおおよそ理解している方をターゲットとしたPEARの入門書」だとあるので、PEARのことはてんで知らずともどうにかなるだろうと期待しつつ。 まずはざっと読んでみました。PHPやMySQLの導入。DB接続。認証管理。フォーム……等々、基本中の基本がテーマごとに書かれてあります。 本文の内容は、簡潔なひとこと解説・基本構文・サンプルコード・メソッド等一覧、と極めてシンプル。変数や関数の説明もないので、確かに「PHPの基本はおおよそ理解している」人向けです。 PHP単体ではこう書くところをPEARではこう書くんだよ、などと書いてくれていれば親切なのですが残念ながらそうではありません。いきなりPEARの記述のみが書かれているので、本書の記述を見つつ頭の中で“ああいう動作をさせるためにはこう書くのか”とか“この部分はPHPならあんなふうに書いていたところか”などと思い浮かべながら理解していきました。 それでも本書自体はそれほど難しくはありません。ところどころ見たこともないような記述が出てはくるにしても、実際にあれこれいじって動かしてみればなんとなくはわかる。 ところが、本書で基本を学びさてそれを実際に応用しようとすると、途端に手も足も出なくなる。 一つ。PHPで○○と書いていた部分は、PEARではどう書けばいいのだろう?という考え方をついついしてしまう。 こういう考え方はおそらく現実的ではないのでしょう。「私の名前は太郎です」と頭の中で日本語を組み立ててから「My name is Taro」と英文に直すようなもので、こういうことをしていると「I am unagi」的な発言をしてしまうことになる。 二つ。初めからPEARの文法で考えながら書くにしても何にしても、どちらにせよ本書の記述だけでは足りません。 実際にどうにかものになる物を作ろうとすると、ネットサーフィン、ネットのマニュアル熟読、書き換え書き換えの試行錯誤の繰り返し。 それ自体は悪いことではないし、当然のことではあります。よっぽどの天才でもないかぎりすぐに完成形を作れるわけがない。 だけど個人的には、本で学べる基本的なことは本で学びたい。PCでマニュアルをじっくり読むとなると、どうしても目の疲労という点で限界がある。コードを書くのはPCで、リファレンスやマニュアルは書籍で、という形が理想なわけです。 そういう意味では、本書はすでにPEARをかじったりある程度独学で勉強した人向けです。PEAR入門者がこの本を読んで基本を学んでも、そこから一歩踏み出そうとするとどうしてもまたパソコンにかじりつかざるを得ない。 本書自体はとてもよい本なので、それをサポートするような形で簡単な文法書やリファレンス、できれば応用編やサンプル集なんてのが出版されてくれればありがたいのですが。『PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル』なんかがそうなのかな? |
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