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言海  復刻  ちくま学芸文庫

言海(筑摩書房) 大槻 文彦著
税込価格: ¥2,310 (本体 : ¥2,200)
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出版 : 筑摩書房
サイズ : 15cm / 1349p
ISBN : 4-480-08854-7
発行年月 : 2004.4
利用対象 : 一般

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コメント・書評

辞書という名の「暗い森」をさまようということ
くにたち蟄居日記
Oct 25, 2006 2:01:36 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

 「言海」の著者である大槻文彦の人生を描いた「言葉の海へ」で本書を知った。「言葉の海へ」は 非常に感動的な本であり 読んだ途端に 本書を買いに行かせるものがある。
*
 字が小さくて見にくい、印刷も当時の復刻にてすれていること等 読みにくいことは確かであるが 「言海」の背景を知った後であれば そんなことは気にならなくなっている。改めて読んでいると これを一人で書き綴った大槻文彦の 躍動する精神が随所に感じられる。そう 本書は「読む辞書」なのだ。芥川龍之介などが「愛読」を告白した 一大文学でもあるのである。
*
 それにしても 本書執筆の苦労は 「言葉の海へ」に是非当たってほしい。近代初めての辞書を著すことが いかに 悪魔的な作業なのかがまざまざと分かる。それは「暗い森」で迷う姿を思わせる。

その上に聳える本書の価値は 比較するものが無いかもしれない。
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