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帝国の興亡
下
ロシア帝国とそのライバル
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コメント・書評 |
ほぼロシア史
消印所沢
Aug 10, 2006 8:00:49 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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著者の得意分野がロシア史なだけあって,下巻の大半はロシア関連.下巻収録の5章の内,4章までがロシア.さらに,最終章にもソ連崩壊以後についての記述が. 主な,興味を引く部分を拾ってみても, ▲ 遊牧民軍隊の優越性. 遊牧民の犠牲の上に進められる,ロシアの中央アジア開発. 便利なカード. 外貨節約になった,中央アジアでの綿花栽培. シャミーリの抵抗運動(p.37). 「中国やポルトガル,スペイン,アメリカといった半文明的な国」(p.39) フィンランドはなぜロシアへの併合に抵抗しなかったのか? 「人材」(p.42) 「東洋人による東洋の征服」(p.47) 武装蜂起への道(p.98). 過酷な軍務. 英国のクリミア戦争への参戦動機. なぜ日露戦争の壊滅から,ロシア海軍は立ち直れたのか? 陸戦がロシア有利になるのが確実なときに結ばれた,日露戦争講和(p.119). ロシア海軍の「足枷」 ポグロム(p.135). 銃後の崩壊のために第1次大戦に負けたロシア. 「抹殺」されたコサックの伝統. ソ連の崩壊理由. ▲ ナチス・ドイツによる併合を歓迎したオーストリア. なきに等しかった,オーストリアがナチズムに抵抗できた可能性. キプロスの「民族アイデンティティ」 先住民からの本格的な抵抗を前に,帝国を放棄できた,英国の良識(p.276). ビルマが独立できた理由. セイロンの民族アイデンティティ. モルドバの内戦. 「帝国のパワーの源泉とは,軍事的,政治的,経済的,イデオロギー的要素に,人口学的要素と地理的要素を加えるべき」(p.341) ▲ ……と,前者,ロシア関連が全体の3分の2. ▲ 上巻同様,話が脱線し易いため,メモが必要. 解説,長過ぎ.おまけに,本文の内容に異議を唱えている部分も(いいのか?). ▲ 読めば? 【関心率17.22%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】 |
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