コメント・書評 |
森博嗣は21世紀の赤川次郎です、って言ったら、お二人はどんな気持ちでしょうか。マンネリズムの心地よさ・・・
みーちゃん
Jul 7, 2006 8:32:05 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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お馴染みのシリーズなので、新鮮味はありませんが、安心して読むことができることだけは断言できます。今回はバスジャックが核にあります。ただし、外部との連絡、具体的にいえば携帯電話による通話が許されるという奇妙な状況なので、サスペンス溢れるというよりは、何故ということへの興味が大きいです。 《Φは壊れたね》《θは遊んでくれたよ》《τになるまで待って》に続く第4弾ということですから、登場人物も今までと変ることはありません。巻頭の登場人物一覧も、殆ど意味がない、そんな気がします。基本的には西之園萌絵、国枝桃子、犀川創平を軸に、山吹早月と加部谷恵美、海月及介、赤柳初朗だけで充分でしょう。 カバーから引用をしますと 山吹早月と加部谷恵美が乗車していた 東京発中部国際空港行きの高速バスがジャックされた。 犯人グループは、都市部に爆弾を仕掛けたという 声明を出していた。乗客名簿には 《εに誓って》という名前の謎の団体客が。 《Φは壊れたね》不可思議な事件の連鎖を解く鍵を 西之園萌絵らは見出すことができるのか? 最高潮Gシリーズ第4弾! カバー折り返しには 「覗いているよ、あそこから。 ずっと隠れて見張っているね。 出てこない死に神のファンクション。 ハートと振り子のオークション。 「買いましょう、ベラスケス」 「どうぞご自由に、ファン・アイク」 とあります。 データ的なことですが、装幀関係は カバーデザイン=坂野公一(welle design) フォントディレクション=紺野慎一(凸版印刷) ブックデザイン=熊谷博人・釜津典久 目次は プロローグ 第1章 悲しみの始まり 第2章 悲しみの連なり 第3章 悲しみの広がり 第4章 悲しみの高まり 第5章 悲しみの静まり エピローグ となっています。 メインの仕掛け、多分、ミステリ好きなら途中でなんとなく気付きます。どう落とすかな、そうかやっぱりな、そういう感じです。むしろ、このシリーズ全体にさらに大きな仕掛けがあるんだろうな、それが殆ど不要とも思われる海月及介の存在に繋がっていくんだろうな、そんな気がしています。凄さは感じませんが、ま、21世紀の赤川次郎かな、なんて思ったりもして・・・ |
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