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幽霊人命救助隊
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高野 和明著
税込価格:
¥1,680
(本体 : ¥1,600)
出版 : 文芸春秋
サイズ : 20cm / 451p
ISBN : 4-16-322840-3
発行年月 : 2004.4
利用対象 : 一般
出荷可能時間:
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コメント・書評 |
何事にも一生懸命になる人は素晴らしい。けれど、そのせいでうつ病になったり、体を壊しては元も子もない。たまには「ま、いっか」という気持ちも大切。
どーなつ
May 29, 2006 11:23:36 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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大学受験に失敗して首吊り自殺をした裕一。辿り着いた先は、天国————のはずだったのに、何故か中間地点。 そこには2人の男と1人の女がいた。 ここで彼らは「神」と出会い、自ら命を絶った行為の処罰と、天国へ行くチャンスとして「奉仕活動」を命じられる。 その内容が7週間(つまり49日)の間に、自殺をしようとする人間100人を救うこと。 「神」は自ら命を絶った彼らに、今から命を絶とうとするものの救済を命じたのだ。 最初こそ、嫌々やっていた彼らでしたが、次第に自分達のやっていることに誇りと自信を持ち始めます。 イジメと両親の離婚で追い詰められている小学生、借金で首が回らなくなり命を絶とうとしている男、孤独で死を選ぼうとしている男、生涯を持った子供と一緒に命を絶とうとしている男。 彼らが自殺者を救う過程で、自分達の姿を投影してしまって苦しい場面もあります。けれど、自分が死んでしまった分、同じ過ちを繰り返させないために、必死になって声を張り上げています。 本当だったら、自分が生きていた時に誰かに言ってほしかった言葉。差し伸べて欲しかった手。 少し切なくなりました。 ★★★ 今を生き生きと楽しんでいる人達からしたら、自殺はバカなことだ、と思えるのかもしれない。 けれど、極限状態にある人間。例えば、自分が癌に冒され、もう苦しくて苦しくてどうしようもない時、たぶん「死にたい」と心の底から考えるのではないでしょうか。これも自殺、のカテゴリーとして分類される。 そして、世の中には生きていてもいいことないし、死んでもいっか。 みたいな軽い気持ちでリストカットを繰り返す人もいる。 人がどの時点で死を切望するかは、人それぞれだと思う。私はここのレベルまでは我慢できるけど、あの人はきっとこのレベルだと死を選んでいるだろう、と。 人間生きていて一生が幸せで、苦しい日なんて一日もなかった、なんて人は滅多にいないんじゃないでしょうか。もしいたとしても、たぶん忘れているだけ。今が最高に楽しいから、過去にあった辛いことも笑い話に変わる。 辛い時もあったけど、今が幸せ。たぶんこれから先、辛いことがあるかもしれない。だけど、きっとまた笑える日がくる。ポジティブな生き方ができる人は、きっと自殺とは無縁でしょうね。 こういう生き方ができたら1番素敵でしょうね。 ★★ 人間が未来を考える時は今を基準点として考えるから、悪い場合はとことん悪い想像しかできないのでしょうか。 ネットで手軽に一緒に自殺しませんか、なんて言葉が書き込まれる現状もどうかと思う。 遊び半分でやっている人もいるだろうし、中にはマジで死んでしまう人もいる。 1人で死ぬのが怖いから、きっと誰かによりすがって死にたいのでしょうが。 そう思うとやっぱり、家にばかり篭っているより、たまには気分転換に外に出て人とかかわりをもつ事が大切だ、という事を痛感しますね。自分の中で溜め込んでおかないで、誰かに話せば軽くなるかもしれない。 何事にも一生懸命になる人は素晴らしい。けれど、そのせいでうつ病になったり、体を壊しては元も子もない。たまには「ま、いっか」という気持ちも大切なのかな? |
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