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月館の殺人
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IKKI COMIX
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コメント・書評 |
原作が綾辻行人の本格ミステリマンガ。下巻を早く読みたい!
カルバドス
Aug 22, 2005 11:41:21 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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幼い頃に父を亡くし、今、母を亡くした女子高生。これで天涯孤独と嘆く彼女の前に、祖父を名乗る資産家が現れた。遺産の相続人としてよりも、突然現れた肉親に会いたい一心で、彼女は地元沖縄から北海道へと飛ぶ。そして、祖父から指定された特別寝台列車「幻夜」に乗り込むのだった。 ミステリ好きにはたまらない、謎めいたオープニングである。謎の資産家、軌道を走る乗り物を徹底的に拒絶していた母親、幻夜に招かれた一癖も二癖もありそうな乗客達……登場人物達も魅力的だ。 それもそのはずである。本書の原作は、“館”シリーズや“囁き”シリーズなどの新本格ミステリでお馴染みの綾辻行人なのだから。新作を発表するたびに我々に新しい驚きをごちそうしてくれる彼だけに、今後の展開にも期待がもてる。 作画を担当したのが佐々木倫子というのも嬉しい。全体的に白っぽい印象はあるが、人物の表情や濃淡の付け方が上手く、とても読みやすい。『動物のお医者さん』の頃はまだまだいわゆる少女マンガ風だった絵も、『おたんこナース』や『Heaven?』では男性読者も違和感なく読める絵に変わっている。女性が描いているからと敬遠していた向きにも、馴染めるはずだ。 尚、原作者が綾辻行人だからといって、“月館”を“げっかん”や“つきやかた”と読んではいけない。“つきだて”である。 |
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