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小説以外
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恩田 陸著
税込価格:
¥1,575
(本体 : ¥1,500)
出版 : 新潮社
サイズ : 20cm / 315p
ISBN : 4-10-397106-1
発行年月 : 2005.4
利用対象 : 一般
出荷可能時間:
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コメント・書評 |
面白い舞台裏エッセイは、名店のまかない料理のような味がある
木の葉燃朗
May 26, 2005 12:51:14 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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作家恩田陸氏の、デビュー以来のエッセイ・コラムをまとめた本。 色々と面白い話はあるのだが、まず気になるのが本・映画・音楽の話。 特に「架空長編アンソロジー」(pp.214-220)という、長編小説10本の叢書を考えるエッセイや、「自分の葬式に流してもらいたい歌謡曲」(p.245-247)という、タイトルそのままのエッセイは、恩田氏がそれまで愛してきた読書・音楽の歴史になっていて、楽しい。真似をして、色々考えてみたくなる。 また恩田氏は、2000年まで会社員と作家の兼業で活動していたため、兼業作家時代のエピソード、特に「二重生活」(pp.53-55)も面白い。 編集者とよく行っていた店に、たまたま会社の同僚と行く羽目になり、店主に「恩田さん」と呼ばれてしまったり(この時は、会社の同僚がバツイチだと勘違いしてくれて、それ以上詳しくは聞かれなかったそうだ)。 また、会社にかかってきた原稿の催促の電話に、ぺこぺこ頭を下げて「××日前に必ず送ります」と言っていたこともあるという。それをふと思い出すと、前に会社で見たサラ金に追われた人にそっくりだと気づいた、とか。 色々な苦労があったんだなあ。 その他にも、後に小説としてまとめられる物語について書かれているなど、小説家としての恩田氏の舞台裏が垣間見られて興味深い。 あとがきには「当分次のエッセイ集はまとまりそうにないので」(p.312)とあるが、できれば小説とともに、エッセイ集も読んでみたいと、わがままな読者は思ってしまうのであった。 |
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