コメント・書評 |
キスのご褒美まだ?
bは本好きのb
May 25, 2005 11:45:10 PM
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
待望のシリーズ最新刊。 「ラピュタ」の系譜にある正統派冒険活劇です。 期待を裏切らない出来でした。 読んでいる間の、その本の空気というものがありますが、 私はこの本の空気はとても好きです。それを言葉にするのはとても難しいことですがせめて、何故かと考えてみる。 空気を強く感じさせる本というのは、地に足着いた描写が上手い本なんだと感じます。 人々がそこにいて生きているということを感じさせてくれるということですね。 ただ、キャラクターがいて色々している、というだけではない。 主人公たちが見る世界がとても美しく映るから。 ヒロインリリアもツンツンツンツンからツンツンツンデレくらいになってこの先が非常に楽しみです。 二人それぞれの可愛いところも見れました。 空中戦は銃&飛行機マニアの著者自ら垂涎モノのばっちり飛行機バトルでワクワクでした。 そして238頁の本書の中のたった13頁の挿話、 「遺書」にあなたは滂沱するでしょう。 口に出せなかった思いが遺された手紙。 長い時を経て開かれるその封。 ただ一人に向けて綴られた文字。 胸が締め付けられ、涙なしにはいられない一遍です。 ヴィル。わたしは、あなたのことが好きでした。 ヴィル。ヴィルヘルム・シュルツ。 わたしは、あなたに伝えたい気持ちがたくさんあります。 ありがとう。さようなら。ヴィル。 |
|
|
| 現在の投票
はい:1人(100%)
いいえ:0人(0%) |
|
|
|