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天からのおくりもの
イザベルとふしぎな枝
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コメント・書評 |
科学偏重の時代に見失いがちな神秘の力
まざあぐうす
Mar 22, 2005 10:35:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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ずっと昔から「うらない棒」とか「お告げ棒」とか呼ばれているYの字の形をした棒を持って歩き回り、水を探しあてることができる人がいたそうです。探しあてるものは水であったり、金や銀やいなくなった人や動物のこともあるそうです。
イザベルのおじいちゃんもそんな力を持った人でした。 Yの字の形をした木の枝の、ふたまたに分かれた頭の方を両手でにぎって、畑を行ったり来たり歩きまわります。 枝の長い足の方が下を向くと、おじいちゃんが「ここをほれ」といい、ほると水が出てくるのです。 おじいちゃんにも、どうして水が見つけられるのかわかりません。 分かっているのは、枝が下に向き、とめようとしてもとめられないということだけ。大地が語りかけてくれるのだとおじいちゃんは言います。
天から授かった力としかいいようのない不思議な力です。 そんな力がある日突然おじいちゃんから消えてしまいました。 そして、そんな折、イザベルとおじいちゃんが大切にしていたブタがいなくなってしまいました。手を尽くして探し、あきらめかけた時、イザベルは100才の木に登り、Yの字の枝を折って来ました。 持つ人によってYの字の枝が動いたり動かなかったりすると言います。不思議な力を失ったおじいちゃんとイザベルの二人は、100才の木のYの字の枝で、ブタを探すことが出来るのでしょうか。
天から授かった不思議な力を巡る暖かい物語です。人はどのような時にそんな力に気付くのでしょうか。科学偏重の時代に見失いがちな目には見えない神秘の力について考える機会を与えてくれる絵本です。
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