2010年宇宙の旅 ハヤカワ文庫 SF 1052 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 書評詳細

-

2010年宇宙の旅  ハヤカワ文庫 SF

2010年宇宙の旅(早川書房) アーサー・C・クラーク著
伊藤 典夫訳
税込価格: ¥798 (本体 : ¥760)
出版 : 早川書房
サイズ : 16cm / 428p
ISBN : 4-15-011052-2
発行年月 : 1994.3
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 購入できません
-
-
弊社では現在お取り扱いができません


-
-

ソーシャルブックマーク


JavaScriptがオフの場合にはご利用いただけません。
(SBMって?)

コメント・書評

HALの驚くべき運命
トリフィド
Jul 29, 2001 4:15:00 AM
評価 ( マーク )
★★★★

 いわずと知れた、『2001年宇宙の旅』の続編である。『2010年』というタイトルで映画化もされた。

 しかし、映画製作と同時進行で書かれた『2001年宇宙の旅』と違って、『2010年宇宙の旅』は、クラークの原作がまずあり、そしてのちに映画化されたものである。しかしだからといって、本書は小説版『2001年宇宙の旅』の単純な続篇というわけではない。さりとて映画版の完全な続篇というわけでもなく、映画版の時系列に続く小説版の続篇とでも言うべきものになっている。ああ、ややこしい。

 この作品の主な舞台となる木星圏の描写には、両ボイジャー探査機の木星圏の探査の成果が生かされている。映画『2001年宇宙の旅』のあの寒々として人間を拒絶する異空間とは違い、さまざまな活動に満ち溢れたダイナミックな領域として木星圏が描かれているのが印象深い。

 『2001年宇宙の旅』ファンの人は必読なのはもちろんのこと、映画版しか観ていない人にもぜひこの原作を読んでもらいたいと思う。映画版で付け加えられた、あの興ざめもいいところのアメリカとソ連(!)の対立のエピソードは存在しないし、映画版では語られなかった、さまざまな舞台裏的なエピソードにも満ち溢れている。モノリスを置いた(神のごとき)存在に対する人々の姿勢の違いも興味深い。
 そして、映画版では哀れにもお涙ちょうだいのネタにされてしまっていたHAL9000にも、原作では驚くべき運命が待ち受けているのだ。わたしは、この点がこの本のもっともすごいところだと思っている。映画版であっさりカットされていたのには不平たらたらである。

 映画版しか観ていない人には、ぜひ本書を手に取って、HALの驚くべき運命について知っていただきたいと思う。
この書評はいいと思った・・・
 
現在の投票 はい:3人(100%)  いいえ:0人(0%)


書評ポータル

新着書評一覧