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とても大切な愛
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イ ヨンエ著
金 暎姫訳
加藤 泉訳
税込価格:
¥1,575
(本体 : ¥1,500)
出版 : 二見書房
サイズ : 21cm / 190p
ISBN : 4-576-01152-9
発行年月 : 2002.6
利用対象 : 一般
出荷可能時間:
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コメント・書評 |
韓国と日本の近さを感じさせるエッセイ
yukkiebeer
Nov 27, 2004 12:29:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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いまや韓国を代表する女優イ・ヨンエのエッセイ集です。幼少の頃から現在にいたるまでの家族のこと、愛読書、親善大使としての国際的チャリティ活動のこと、映画撮影を終えた後の気ままな欧州旅行のこと、などが綴られています。著者の写真が豊富に添えられていて、イ・ヨンエの魅力を余すところなく伝えていています。
祖国統一や日本による植民地時代に触れた箇所を除けば、この本は韓国の女性が書いたということを特段感じさせません。日本でも身近にいそうな30代女性が、日々感じたことを飾ることなく素直につづった文章ばかりです。韓国のトップ女優という気負いも感じさせず、日本人読者にもすぅっと受け入れることができる一冊だと思います。それだけ韓国人と日本人のメンタリティに共通性があるということのあらわれかもしれません。
著者が綴る文章には品の良さとやさしく落ち着いた心根がにじみ出ています。 「いつのことだったか、黄ばんだ新聞紙のように色あせた記憶だ」 「無造作に積み重ねられた過去から、純粋だったころの自分を探し出す」 「穏やかな湖畔の澄みきった水面で陽光に反射するさざなみのような愛らしい微笑」
なかなかこうした文章をつづるだけの筆力は誰にでもあるわけではないでしょう。もちろん日本語で読んでいるわけですから、翻訳者の力量に左右された末に磨き上げられた文章かもしれませんが、かりに百歩譲ってこの本がかなりの力をもった文筆家の推敲を経たものであったとしても、日本語でも味わうに足る文章に出会えるエッセイ集として高い評価はできると思います。
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