コメント・書評 |
奔放な芸術家たち
呑如来
May 30, 2001 4:49:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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昔はおおらかだったのね、と国木田独歩の作品に感じるのと同じような感慨を得られる本書。推理小説というにはあまりにかわいらしいが、小説家や画家といった芸術家たちが一同に会した屋敷で起こる殺人事件は、動機や登場人物たちの行動からして、なかなか生々しいものがあり、人間は実に嫉妬深く、陰険で、傲慢、性質が悪いことこのうえない、という当たり前のことがよくわかる。 性だって、もともとこんなに大らかなものだったのだから、現代人がことさら目くじらを立てる必要もないだろうに、と思ってしまった。 |
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