コメント・書評 |
立ち読みで、アッハッハ〜と笑ってしまい赤面!やっぱり「2」も買ってしまいました。
銀次郎
Apr 17, 2004 11:55:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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前作同様、買わずにおれない「2」。何故って、書店でページをめくるたびに、吹き出したり、クスクス笑ったりしてしまい、ハッと我にかえると、周りの人がひいている…そそくさとレジへ向かい、でも電車の中で我慢できず続きを読み始め、同じ失敗をしてしまう。学習できない私っていったい…。
ダーリン・トニーは、イタリアとハンガリーのハーフで、日本語はじめ語学とチョコレートをこよなく愛している。トニーは、私達が普段何気なく使っている言葉も、いちいち小栗さんに質問する。「『つかぬこと』ってどんなこと?」「『ぶん殴る』って何故『ぶん』なの?」などなど。言われてみれば、たしかに!と目からウロコで、思わず自分も「どん殴る」「ばん殴る」ちょっと変な響きだよね…と呟いてしまう。「声に出して試したい日本語」ですね。私の場合、書店でこれやっちゃて、知り合いがいなかったことを感謝したけど。
「ダーリン…1」「2」と読んでいくうち、トニーが外国人であるという感覚がなくなっていき、「トニー自身」のキャラクターを楽しめるようになっていく。言葉だけでなく、食べるものや人との接し方、買い物の仕方、映画やTVに対するリアクションなど、小栗さんは「トニーってこんな人」という目でよぉく観察している。一番大事なのは、国籍なんかじゃなくって、相手の人柄とお互いを分かり合おうという気持ちなのだということが伝わってくる。小栗さんのお母さんも、すっかりトニー君びいきだとか。
私の故郷では、意思の疎通ができない人のことを「ガイジン」と呼ぶ。別に差別的な意味ではなく、単なる通念として、日本人同士でも、家庭の教育や住環境が違うと通じ合えない部分があることが、この言葉に集約されていると思う。そう考えると、ウチだって、国際結婚のようなものだと、しみじみ思う。今となっては遅いが、結婚当初に私のことを「ハニー」と呼ばせるよう教育してみれば、どうだったかな?などと思う。
ケンカもするけれど、毎日が新鮮な驚きで楽しそうな、トニー・小栗カップルだが、アパート入居を申し込んでも、外国人だという理由で即断られたり、入籍しても住民票が取れなかったりと、時には理不尽な目にもあう。だけど、この2人ならいろんな困難もアッハッハ〜と笑って乗り越えてくれそうな気がする。
「3」が出版されるのを心待ちにしています。今度は1ページも立ち読みせずに、即買いで、家に直行することだけは、決めているし! |
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