コメント・書評 |
居心地がいい
たまて
Mar 25, 2004 12:12:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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私もこどもの頃たき火が大好きだった。燃やすゴミがなくなると、庭のひのきの落ち葉をかき集め、たき火が少しでも長引くように工夫したものだった。
このお話はひとことでいってしまえば、火を見ると欲情してしまう困った性癖の少年と、人間関係が極端に淡泊な、しがない小説家の出会いの物語。
ところどころにエロはちりばめられているけれど(それもとてもいいけれど)、やおいにありがちな「バリバリスーパーマン攻め、なよっとしたちょとかわいい子受け」という、『「こんなヤツらなんかいねーよコンビ」の痴話げんか風マンガ』という感じではないのが良い。つまり、生活感あふれている感じが良い。さらに、社会的少数派としての悲哀が得かかれていないのも良い。背景や小道具が妙に細かいのもたのしい(リサイクルショップの看板とか、少年のモノと小説家のモノの色使いとか)。線使いやキャラクターが大胆で個性的で魅力的で、かつ色気があるところも非常に好み。
でも一番良いとことは、必ずそれぞれのキャラクターがそれぞれの居心地のいい場所を見つけられること。 居心地の良い場所を見つけられる幸せ、それはなかなか実生活では得られないことだから。このマンガの中で主人公たちがそれぞれの場所にたどりつくと、なんだかほこっとほんわか幸せになる。 続きがほしい。切実に。 |
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