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晴れときどき猫背
Seabreeze from Kamogawa 2
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コメント・書評 |
ネコのいる生活
かず吉。
Feb 2, 2004 7:04:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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村山さんの本を読んだ後は、なんだか鈍くなってしまった感受性が鋭く なる気がする。文化祭の準備で遅くなった時に教室の窓からみた夕日や 卒業式の時に感じたどうしようもないほどの切なさを感じた自分に少し だけ戻れる。
この本は村山さんのエッセイで、過去のトラウマから猫嫌いになった夫と 結婚するまでは猫のいない生活をしたことのない村山さんがひょんな事 から猫を飼い、うさぎを飼い、馬を飼い…最終的に彼らとゆったり生活 できる広大な土地を買うまでをいろいろなエピソードを織り交ぜて書い ている。
僕は「ネコ派」か「イヌ派」かと聞かれたら迷わず「ネコ派です!」と 言い切れる程、ネコが好きで、このエッセイの中に散りばめられている 様々なエピソードを、自分が飼っていたネコ達の思い出と重ねて読んだ。 出産シーンには思わず目頭が熱くなり、親ネコの子離れのシーンでは 胸の中がせつなさでいっぱいになった。それぞれのシーンで自分が飼っ ていたネコたちの仕種や表情がよみがえり、まだ自分の中ではちゃんと いきてるなぁとしみじみ実感した。
自分達が食べる野菜は自分でつくり、自然に囲まれた生活をしている 様子が村山さんのエッセイでは描かれているのだけど、そんな生活を とても羨ましく思いながら読んだ。楽ではないけれど、一日一日を過 不足なく生きたい…と書いていたのを読んだことがあるけれど、誰に でもそういう生活を送れるわけではなくて、だから彼女の書いてくれ るエッセイを通して、そういう素敵な暮らしを味わう事ができる。
このエッセイを読んで、たくさんのネコたちの写真をみて、自分が 飼っていたネコたちを思い出して…僕はネコを再び飼う決心をした。 大家さんを説得するのはちょっと大変だったけれど、また近いうち にネコのいる生活ができると思うと、背中を押してくれたこの本に 感謝している。
天気のいい日曜日には、のんびりねっころがって、このエッセイを 読んでみてください。ストレスとか仕事とか、忙しさとか全部忘れて リラックスしてみませんか?
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