コメント・書評 |
3点セット
ジャンピン
Nov 8, 2003 12:06:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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目次 共生虫 5 あとがき 301 解説 シルヴァン・カルドネル 303
と最初に書かれている。 僕は読み終わり、このページに感慨深さを感じた。普通の本なら、こんなところに目を向けることはないはずなのに。 この本は、映画だったらきっとR指定間違いなしだ。主人公の殺害シーン・共生虫が現れるシーン・ある女に見させられる映像シーンのグロさ。それにくわえて、主人公の世界のみで語られる世界に読み終えるころにはフラフラになった。 やっとの思いで作者のあとがきにたどり着き、「最終章を書いているとき希望について考えた。そんなことを考えたのは初めてのことだ」と書かれているのを見て、なんだかホッとした。 そして僕は、シルヴァンの解説でやっと現実世界に戻られることができた。 彼はこの本を翻訳した過程を日本のイメージをふまえ、客観的に見ている。それは、「ひきこもり」「登校拒否」と言う言葉がない国で育った彼だからこそできる見方だと感じた。
言葉でも、物質でも存在することを知ってしまうと、人間はよくも悪くも力を持ってしまうということをこの本はぬかりなく教えてくれた。 |
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