コメント・書評 |
グロテスクとユーモラスとの間を揺れる作品
PNU
Jun 13, 2003 12:29:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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岡山弁がユニークな怪奇民俗短編集。表題作がユニークで楽しかった。 「ぼっけえ、きょうてえ」楳図かずおのある作品を彷彿とさせるオチ。凄惨なことをサラッと方言でなんでもないことのように語る女郎が愉快。 「密告函」岡山のペスト流行が引き金となり、さまざまな悪意が育ってゆく。しかし、人間関係(身勝手な男と外面菩薩内面夜叉の女)のモチーフは過去にそっくりな漫画があったりする。ひょっとして、山岸凉子、好きですか? 「あまぞわい」怪奇な民話と、腥い男女関係のもつれが互いに絡み合う世界。 「依って件の如し」頭牛&体ヒトタイプの件が登場。農村の排他的で息苦しい雰囲気がどろどろとしていてキッチュ。
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