コメント・書評 |
ハイテンションなのにシリアス
彬兄
Feb 21, 2003 1:01:00 PM
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評価 ( ★マーク )
★★★
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第六回角川学園小説大賞大賞受賞作。サブタイトルの示す通り、魔法が出てきます。世界中に根を張った光流脈を通じて精霊のかけらを力を借り、呪文を唱えることによってその力を具現化する魔法。 まあ、魔法の理屈はさておき、話のポイントになるのは光流脈が失われるのを防ぐために、澱みを浄化しているという設定。この澱みというのが、その地域に住む生物の悪しき感情に影響されて発生します。つまり、澱みを浄化するためには悪者を退治しないといけないのです。 じゃあ、主人公は正義の味方なのかと言われると、所詮学生バイトというか……。ハイテンションでおしゃべりで、おしゃべりと同程度にとりあえず思いつきを実行する有言実行型ヒロイン、対照的に無口でやる気なさげで、自分に対してすら無関心な不言実行型の双子の相棒。 突飛なキャラクターとは裏腹に、ストーリーラインはかなりシリアスより。命の重みに付いて考えさせる内容となっています。テーマが重たい割にすらっと読みきる事が出来ます。ハイテンションなキャラクターとシリアスなストーリの対比が特徴的な作品です。 |
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