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ホーリィ&ゴースト  電撃文庫
ブギーポップ・アンバランス

ホーリィ&ゴースト(メディアワークス) 上遠野 浩平著
税込価格: ¥578 (本体 : ¥550)
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出版 : メディアワークス
発売 : 角川書店
サイズ : 15cm / 291p
ISBN : 4-8402-1896-X
発行年月 : 2001.9
利用対象 : 中学生   高校生   一般

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コメント・書評

彼らの明日
神月
Sep 12, 2002 11:20:00 PM
評価 ( マーク )
★★★★★

普通の少年と少女であったホーリィとゴースト。ひょんなきっかけから、悪でもなく正義でもないという「犯罪者」になってしまった二人と、それを指示する者の物語。

本人達があまり深く考えず、気負わず大犯罪をやってのけるトコロが痛快。
ケンカをしながらも、お互いが何となく必要だと思うようになる二人はとても人間的だ。
指示を下す包帯イタチの口調やキャラクターもまた面白い。
ブギーポップは相変わらずわき役のような存在であるが、それもまた良いのかもしれない。
最近のこのシリーズは、ブギーポップのみならずそれに関わる「人間」達の物語をクローズアップして描くようになっているような気がする。
主役であるブギーポップがなまじ人間的とは言い難いため、そうすることで物語の深みが増していっているようでとても良い。

ラストのシーンは映画のように印象的で素敵だった。
何とは言えない空虚と、脱力感と、そして爽快感を残して去る二人はとても「ホーリィ&ゴースト」らしい。
この先の二人も、ずっとこんな感じなんだろうなと思うと何だか楽しくなってしまった。

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