コメント・書評 |
純粋な踊子の娘。
凛珠
Jul 27, 2002 10:57:00 AM
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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「伊豆の踊子」「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」を収録。いずれも川端康成独特の「イヤ〜なかんじ」は薄めで、割と気軽に読めた。 「伊豆の踊子」は川端にしては珍しく爽やかな作品だ。旅芸人の娘が客に買われてしまうことを愁う少年。だが、娘はまだ子供であった。娘を連れている大人も、実は娘の親で、娘を大切にしている。彼らの旅は決して暗いものではなかった。主人公だけでなく、読者をもほっとさせる作品だ。川端でなければもっと素直に爽やかになれたかとも思うのだが(……どうも川端が優しい感じの話を書いても、川端の優しさが伝わってこない……)。 |
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