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虫眼とアニ眼
養老孟司対談宮崎駿

虫眼とアニ眼(徳間書店スタジオジブリ事業本部) 養老 孟司著
宮崎 駿著
税込価格: ¥1,470 (本体 : ¥1,400)
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出版 : 徳間書店スタジオジブリ事業本部
サイズ : 20cm / 189p
ISBN : 4-19-861539-X
発行年月 : 2002.7
利用対象 : 一般

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内容説明

虫好きの解剖学者とアニメーション映画監督がざっくばらんに語り合う「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」のこと、自然と人間のこと、そして子供たちのこと。書き下ろし原稿、描き下ろしカラー読み物も収録!

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コメント・書評

『ポニョ』の原点を見つけた
みなとかずあき
Feb 21, 2010 7:14:32 PM
評価 ( マーク )
★★★★

1997年から98年にかけての宮崎アニメでいうと『もののけ姫』の頃と、2001年の『千と千尋の神隠し』の頃の、養老孟司と宮崎駿の対談を収めたものです。初出は『広告批評』『キネ旬ムック』『致知』です。前2者は比較的知られている雑誌やムックだと思いますが、『致知』はあまり知りませんでした。調べてみると創刊30年になる人間学の雑誌のようです。たいした脈絡はなく、ただ単に2人の対談を集めて、ジブリアニメ『猫の恩返し』公開に合わせて出版したというもののようです。
なので、基本的には養老孟司と宮崎駿が、2人の興味関心の赴くままに話をしている印象があります。対談以前から知り合いであり、ほぼ同世代とも言える2人なので、話は縦横無尽に展開していきます。まあそれについていって、こちらがいろいろと刺激されることがあればいいのかとも思います。
対談はもちろん面白いのですが、それよりもこの3つの対談の前後に宮崎駿の描き下ろしカラー読物と養老孟司の書き下ろし原稿が収められていて、こちらの方がより面白かったりします。
特に宮崎駿の読物には、のちに『崖の上のポニョ』の構想にもつながるような「保育園と地続きでホスピスを」という絵と話が出てきます。読物全体はこの本に収められている対談から考えたこととなっていますので、実は『ポニョ』の一部は養老孟司との話の中から出てきたものかもしれません。この部分だけでも必読の価値があるように思います。
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